Nothingが、次期廉価スマートフォン「Phone (4a)」および「Phone (4a) Pro」、さらに新しいヘッドホン製品「Headphone (a)」を開発していると報じられています。

この情報は、開発者のMlgmXyysd氏がTelegramで明らかにしました。それによると、標準モデルのPhone (4a)にはSnapdragon 7sシリーズのチップが搭載され、上位モデルのPhone (4a) Proには、7sシリーズより高性能なSnapdragon 7シリーズのチップが採用される見込みとのこと。
参考までに、現行のPhone (3a)およびPhone (3a) ProはいずれもSnapdragon 7s Gen 3 SoCを搭載しています。つまり次世代では、標準モデルは据え置きつつ、Proモデルのみチップ性能が強化される可能性があります。
また、Phone (4a) Proは前モデルと同様にeSIMをサポートする可能性があるそう。ただし、日本ではPhone (3a)の標準モデルもeSIMに対応しているため、仕様は国や地域によって異なる可能性があります。
カラーバリエーションについては、ブルー、ピンク、ホワイト、ブラックが挙げられていますが、これらすべての色が両モデルで展開されるかどうかは不明です。
価格については、12GB RAM/256GBストレージ構成で、Phone (4a)が約475ドル、Phone (4a) Proが約540ドルとされています。現在の為替レートで換算すると、それぞれおよそ7万4000円、8万4000円程度になります(※)。
※1ドル=約155円で換算(2025年12月16日現在)
一方、Headphone (a)は、既存のNothing Headphone 1をベースにしたリブランドモデルとされ、ボディ素材はプラスチックになる見込みです。カラーはピンク、イエロー、ホワイト、ブラックが予定されているとのこと。
Nothingからの公式発表はまだありませんが、MlgmXyysd氏はPhone (4a)シリーズとHeadphone (a)が2026年3月に発売される可能性があると述べています。Phone (3a)シリーズが2025年3月に登場していることを踏まえると、時期としては妥当と言えそうです。
Source: Telegram(MlgmXyysd)
via: Android Authority