サムスンが実施した折りたたみ端末に関するアンケート調査から、次期「Galaxy Z Fold 8」として噂されるワイド版モデルのデザインが明らかになった可能性があると報じられています。

サムスン関連情報サイトのSammyGuruによると、調査に使用された画像には、現行モデルのGalaxy Z Fold 7とは明確に異なる、横方向に広いブック型折りたたみ端末のレンダリング(CG)画像が含まれていたとのこと。
このデバイスは、展開時にはFold 7よりもタブレットに近い外観で、折りたたんだ状態でも一般的なスマートフォンには見えず、横に広く縦に短い形状となっています。デザインの方向性は、Google Pixel 10 Pro Foldに近い印象です。
なお、このアンケート内では「Galaxy Z Fold 8」という名称には直接触れられておらず、現時点ではサムスンが市場の反応を探っている段階であることがうかがえます。
数か月前には韓国メディアのET Newsが、サムスンが2026年に縦方向が短く横方向が長いワイド型の折りたたみモデルを発売する予定と報じていました。この新モデルは、外側ディスプレイがアスペクト比18:9、内側の折りたたみディスプレイが18:18(正方形に近い)になるとの噂があります(参考までに、Galaxy Z Fold 7の外側ディスプレイは21:9、内側ディスプレイは20:18)。
もっとも、今回アンケートに含まれていた画像は、内側ディスプレイが完全な正方形になるという噂とは必ずしも一致していません。それでも、サムスンが従来とは異なる新たなデザインを模索していることは確かなようです。
この「第2のGalaxy Z Fold 8」は、2026年後半に発売され、同時期に登場すると見られる折りたたみiPhoneへの対抗モデルになる可能性があります。その折りたたみiPhoneは、展開時にiPad miniに似た、縦に短く横に広いデザインになると噂されています。今回リークされたサムスンのデザインもiPad miniに近い印象があり、実現すれば正面からの競合となるかもしれません。
Source: SammyGuru
via: PhoneArena