サムスン初の3つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」について、メインディスプレイの修理費用が極めて高額で、新品の「Galaxy S25 Ultra」を丸ごと1台購入するのとほぼ同額になる可能性があると報じられています。

Galaxy Z TriFoldは先月発売され、サムスン史上もっとも革新的な折りたたみ端末として大きな注目を集めています。
同モデルは複雑な3つ折り構造のディスプレイを採用し、画面を展開すると約10インチというタブレット級の表示領域を実現。まず韓国で発売されましたが、非常に高額であるにもかかわらず、販売開始から数分で完売したと伝えられています。
しかし、最先端技術を結集した折りたたみディスプレイは、ひとたび故障すると修理コストが大きな問題となるようです。
最近の報告によると、外側ディスプレイ(カバー画面)の交換費用は13万7000ウォン〜22万6000ウォン(約1万4000円〜約2万4000円※)とされており、これはGalaxy Z Fold 7とほぼ同水準です。
※1ウォン=約0.1円で換算(2025年12月17日現在)
一方、内側の折りたたみディスプレイを修理する場合は、165万7500ウォン〜183万4500ウォン(約17万4000円〜約19万2000円)もの費用がかかる可能性があるとされています。
参考までに、サムスンの非折りたたみ型フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、韓国では約167万3100ウォン(約17万5000円)で販売されています。つまり、Galaxy Z TriFoldのメインディスプレイを修理する費用は、新品のGalaxy S25 Ultraを1台購入するのと同等、あるいはそれ以上になる可能性があるということです。
もっとも、サムスンはGalaxy Z TriFoldの購入者に対して、ディスプレイ修理費用を1回に限り50%割引で受けられる修理特典を提供しています。それでもなお負担は大きく、万一に備えてサムスン公式の有料保証サービス「Galaxy Care」への加入を検討したほうが良さそうです。
Source: Naver
via: Gizmochina