ハッセルブラッド由来のカメラに強み。大容量バッテリーも見どころの新スマホ「OPPO Find X9」

ink_pen 2025/12/19
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ハッセルブラッド由来のカメラに強み。大容量バッテリーも見どころの新スマホ「OPPO Find X9」
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OPPOは12月16日、ハイエンドスマホ「Find Xシリーズ」の最新機種「OPPO Find X9」を、12月23日から販売すると発表しました。OPPO公式オンラインショップの販売価格は149,800円(税込)です。

従来モデル「OPPO Find X8」はハッセルブラッドと共同開発したカメラシステムを特徴としていましたが、OPPO Find X9でもそのコラボレーションは健在。ハイエンドスマホ向けSoCや、大容量バッテリーの搭載もポイントです。

MediaTek Dimensity 9500搭載や7,025mAhのバッテリーと、スペックにも注目

SoCは、日本で販売されるスマホとしては初搭載のMediaTek Dimensity 9500。加えてOPPO独自のトリニティエンジン技術による最適化で、CPU性能を引き上げてゲーム時の消費電力を抑えるとしています。メモリーは16GB、ストレージは512GB構成。

↑ディスプレイは6.6インチのAMOLED液晶。
↑本体背面。カラバリは画像のチタニウムグレーのほか、スペースブラックも加えた2色展開。

バッテリーはハイエンドスマホの中でも大容量な7,025mAhを実現。4K/60fps/Dolby Visionの動画を5時間以上撮影できるとうたいます。

ディスプレイは約6.6インチのAMOLEDを搭載。リフレッシュレートは最大120Hzで、解像度はフルHD+(2,760×1,256ドット)です。また、4辺のベゼルをすべて1.15mmに抑えることで、優れた没入感と高い画面占有率を実現しています。

↑下部にはUSB Type-CポートやSIMスロットが。デュアルSIM対応。
↑シリコンカーボンバッテリー採用により、7,025mAhの大容量を実現しながら本体の厚みを抑えている。

このほか、IP68の防塵・防水性能や、おサイフケータイ、マイナンバーカード機能など、日本向けの機能もしっかりそろっています。

ハッセルブラッドと共同開発した画像処理モードで幅広い表現が可能に

ハッセルブラッドと共同開発したカメラシステムにおいては、新たに「Hasselblad高解像度モード」を搭載。8Kの高解像度で、繊細な質感と自然な色彩を再現するとうたいます。

また、奥行きとニュアンスをしっかり描写する「Hasselbladナチュラルカラーソリューション」や、ハッセルブラッドのフィルムカメラ「XPan」から着想を得た撮影モード「XPANモード」などを備えています。これらのモードを使えば、より幅広い写真表現が可能でしょう。

カメラは広角、超広角、望遠をそろえ、いずれも約5000万画素なうえに大型センサーを搭載しています。加えて、約200万画素のマルチスペクトルカメラも搭載。

↑背面トリプルカメラ。超広角カメラの下に9チャンネルのマルチスペクトルカメラを採用しており、色彩の再現性の高さをうたう。
↑8K撮影が可能な「Hasselblad高解像度モード」。

広角カメラにはソニーのセンサー「LYT-808」を採用し、光を取り込む量が従来モデルに比べて約57%増加しました。これにより、豊かなダイナミックレンジと繊細なハイライト表現を実現したそうです。

望遠カメラは焦点距離を確保しつつセンサーの大型化に成功した「W型プリズム望遠カメラ構造」を採用。光学で最大3倍ズーム、AI補正によって最大120倍のデジタルズームに対応しました。

超広角カメラはコーティング素材を新たにし、逆光でもゴーストを抑制してくれます。

動画性能にも力を入れており、4K/120fps/Dolby Vision撮影が可能なほか、OISとEISのデュアル手ブレ補正により、動きの激しいシーンやスローモーションも安定して撮影できるとのこと。

写真編集と情報のまとめには抜かりなくAIを活用

写真の編集にAIも活用できます。薄暗い場所で撮影したポートレートをワンタップで肌のトーンを最適化する「AIポートレートグロー」や、不要なものを消去できる「AI消しゴム」、ピンボケ写真をシャープに整える「AIぼけ除去」、ガラスの反射をきれいに除去できる「AI反射除去」などを搭載しています。

↑「AIマインドスペース」にあらゆる情報を集約し、総覧性を高めている。

また、AIを活用した情報アシスタント「AIマインドスペース」も搭載。異なるアプリに分散しているさまざまな情報を要約したり、分析/タグ付けしたりすることで、必要な情報を見つけやすくしてくれます。

AIマインドスペースは、3本指を画面下から上にスワイプ、もしくは端末左上の「Snap Key」を押すと起動。いま表示している画面を分析し、要約・分類・タグ付けしてくれます。さらに、日程情報があればカレンダーへの登録も提案。これにより、ほしい情報を検索する際はキーワードやタグから探し出すことができます。

全体として、従来機種から正統進化を果たした印象のOPPO Find X9。Find X8もカメラの評判は良好でしたが、おサイフケータイなど日本向けの機能に対応したこともあって、さらなる注目を集めそうです。

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