アップルのクレジットカード「Apple Card」の運営元が変更されることになりました。

これまでApple Cardは、米投資銀行のゴールドマン・サックスが運営していましたが、同行は個人向け銀行業務で損失が拡大しており、この事業を手放すことになりました。今後は別の米投資銀行のJPモルガン・チェースがその運営を引き継ぐことになります。
この移行は約24か月以内に行われる予定。カードのブランドはマスターカードから変わりません。
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、ゴールドマン・サックスは約200億ドル(約3兆1800億円※)に上るApple Cardの未払い残高(債権)を、10億ドル(約1600億円)以上のディスカウント(損失負担)で手放すとのこと。今回のような提携カード契約では異例の動きです。
※1ドル=約159円で換算(2026年1月13日現在)
Apple Cardは、平均より高い延滞率やサブプライム層(信用度の低い借り手)への貸付比率の高さが原因となり、買い手を見つけるのが難航していました。
報道によると、JPモルガン・チェースは新しい「Apple貯蓄口座(Savings Account)」を開始する予定とのこと。ただし、ゴールドマン・サックスによる既存のApple貯蓄口座からは自動的に移行されないそうです。
Apple Cardは米国でのみ提供されています。
Source: The Wall Street Journal via MacRumors