アップルは2026年後半までに「スマートグラス(スマートメガネ)」市場に参入するとみられています。しかし、その動きに合わせてサプライチェーンの地殻変動がすでに起きていると報じられています。

台湾紙のDigiTimesによれば、スマートグラス業界はアップルによる参入が「起爆剤」になると予測しているとのこと。すでに台湾の複数のサプライヤーは、アップルからの予想される要件を理由に設備投資を増やし、研究開発の優先順位をAR(拡張現実)技術にシフトさせているようです。
具体的には、台湾のKinko Optical社は約560万ドル(約8億8000万円※)の投資を行い、新たなAR・VR・MR研究センターを開設。同社はARグラスの設計に不可欠な技術の「ナノインプリント光導波路」と「光学エンジン」の両方を開発しています。
※1ドル=約157円で換算(2026年2月4日現在)
Kinko Opticalなどの共同開発プロジェクトは2026年に開始される予定で、アップルの製品発売の噂と時期が一致しています。
その他にも、AR、VR、およびメタレンズ製品を開発しているAsia Optical、ARグラス関連企業のJMO、メタレンズ関連企業のAiimax Innovationが、同様の動きをみせているようです。
アップルによるスマートグラス市場への参入は、生産量を増加させ、部品コストを引き下げると期待されています。近い将来、私たちはスマートグラスをより気軽に購入できるようになるかもしれません。