Pixelスマートフォンのバッテリー駆動時間が、Android 16 QPR3ベータ2によって改善される見通しと報じられています。PixelユーザーがAndroidベータプログラムに参加している場合、このアップデートを利用できます。

Android Headlinesによると、Android 16 QPR3ベータ2では、Pixel端末に搭載されている「アダプティブ接続性(Adaptive Connectivity)」機能が大幅に改良されたとのこと。バッテリー寿命の最適化を目的とした新しいトグルが追加された点が特徴です。
これにより、従来は単一のオン/オフスイッチだった設定が、2つの独立したトグルに分割されました。ユーザーはネットワーク接続の自動管理をより細かく制御できるようになります。スマホのネットワーク接続方式はバッテリー駆動時間に影響を与えるため、今回の変更はその負荷を軽減することを狙ったものです。
追加された1つ目のトグルは「バッテリー駆動時間のためにネットワークを最適化(Optimize network for battery life)」。これは「バッテリー駆動時間を延ばすために、最適なネットワーク接続を自動的に選択します」と説明されています。
もう1つのトグルは「モバイルネットワークへの自動切り替え(Auto-switch to mobile network)」。Wi-Fiの電波が弱い、または利用できない場合に、自動的にモバイルデータ通信へ切り替える機能となっています。一般的に、Wi-Fi接続が不安定な環境では、端末が接続維持や再取得を繰り返すため、CPUや無線モジュールが頻繁に動作し、電力消費が増えがちです。この機能は、そうした無駄な消費を抑える効果が期待されています。
このほか、Android Authorityによると、Android 16 QPR3ベータ2では次のようなバッテリー関連の改善も行われています。
- 夜間の過剰なバッテリー消費を修正し、バックグラウンドプロセスの電力使用を最適化
- 設定した充電制限(例: 80%)を無視して100%まで充電されてしまう問題を修正
- Android Autoが画面使用時間を誤って長時間記録し、バッテリー寿命に悪影響を与えていた問題を修正
これらの改善は、3月配信予定のAndroid 16 QPR3安定版で正式に提供される見込みです。
Source: Android Headlines, Android Authority