中国企業EngineAI社が、中国の街をパトロールする人型ロボットをテスト中と報じられています。最近では、同社のロボットが深セン市南山区の観光地で2人の警察官と共に歩く動画が公開されました。

まだ初期段階のテストが行われているようで、実際に警察のパトロールを支援するものとして、いつ正式に配備されるかは不明です。
これに先立ち、同社は「T800」という人型ロボットを発表していました。CEOの趙同陽氏が防具を着用してT800に蹴られ、倒れ込むデモ動画を公開し、「防具なしでは骨折する威力だ」とコメントしました。以前の動画にAI生成疑惑がかけられたため、それを払拭する狙いがあります。
T800のベーシックモデルは、身長が173cmで体重は75〜85kg。25方向の動きができる自由度を持ち、秒速3m以上で走行可能。Intel RealSense DepthカメラやNVIDIA Jetson Orinプロセッサを搭載しています。
しかし、一部では「ターミネーターのようだ」と恐れる声も上がっています。
中国の別の地域でも“ロボコップ”はすでにテスト段階にあります。たとえば、杭州の「Hangxing No.1」は交通違反の検知や歩行者支援が可能で、信号機とも連動します。また、AiMOGAの「Intelligent Police R001」というロボットも存在し、交通管理を補助しています。
これらはすべて警察の負担を軽減するための補助用であり、人間の警官をすべて置き換える計画はいまのところありません。
他国に目を向けると、2026年サッカーの北中米ワールドカップを開催するメキシコ北東部グアダルーペ市は2月9日、日本代表の試合会場でもあるBBVAスタジアムの治安対策として、ロボット犬「K9-X」4体を導入したと発表しました。
世界的に見ても、警備の現場でロボットが活躍する時代は、そう遠くないのかもしれません。
Source: Shenzhen Channel(X)
via: BGR