発火事故の増加を受け、2026年はモバイルバッテリーの「安全性」が再定義されます。衝撃や熱に強く、発火リスクを抑えた次世代の「準固体電池」がついに普及。最新の注目モデルと共に、その実力を徹底解説します。
USB-C内蔵ケーブル一体型の準固体電池モバイルバッテリー

cheero
cheero Solido10000mAh
4980円
SPEC ●バッテリー容量:10000mAh / 3.8V (38Wh)●内蔵バッテリー:準固体リチウムイオンバッテリー●入力:USB-C(内蔵ケーブル)●出力:USB-C、USB-A●本体充電時間:約3時間(別売アダプタ使用時)●内蔵ケーブル:約9cm●サイズ/質量:W73×H123×D20mm/約230g
準個体電池搭載のケーブル一体型モバイルバッテリー。10000mAhの大容量でスマホを約2回フル充電でき、最大22.5Wの急速充電にも対応する。内蔵ケーブルで3台同時充電も実現する。

適度なサイズ感&大容量のマグネット式ワイヤレス対応

オウルテック
マグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー
OWL-LPB10025MGシリーズ
8480円
SPEC ●バッテリー容量:10000mAh / 3.85V (38.5Wh)●内蔵バッテリー:リチウムイオン電池●入力:USB-C●出力:USB-C●本体充電時間:約1時間40分●サイズ/質量:W70×H109×D19.2mm/約216g
ワイヤレス充電対応の準個体電池採用モバイルバッテリー。最大15Wでマグネット吸着によるワイヤレス充電が叶う。背面にスマホリング搭載で、充電中も安定した状態で使えるのも魅力。


【ヒット予測の根拠】安全性か格段に上がるがまだ課題も残る
モバイルバッテリーの発火事故増加で求められる「より安全な電池」。準固体電池の普及で安全性は大幅に高まるものの、価格の上昇、サイズ拡大などといった課題も残っている。
発火事故のリスクは大幅減少!価格・サイズでは不利な面も
ここ数年でリチウムイオン電池採用のモバイルバッテリーの発火事故が急増。理由は、リチウムイオン充電池が大量に作られるようになったこと、その中に粗雑な製品が混ざりやすくなったこと、そして、高温や落下破損後など発火しやすい条件下で使い続ける人が増えたことだ。
特にモバイルバッテリーはこれらの条件が当てはまりやすく、発火原因になりやすい。そんな中注目されるのが「準固体電池」だ。リチウムイオンバッテリーの中で発火しやすい「液体電解質」をゲル状の物質に変えたものだ。性質上、完全に燃えない電池になったわけではないが、従来型に比べ破損や高熱などでの発火リスクが大幅に軽減される。
コストが高く容量も少なめになるため普及はまだ先と思われていたが、事故対策を重く見て、主要なモバイルバッテリーメーカーが製品の置き換えを始めた。’25年末は新製品ラッシュが起きており、 2026年中には「モバイルバッテリーは準固体」という流れが本格化しそうだ。ただし、超大容量製品などでの準固体利用はまだ広がっていない。価格も少し高めだ。中容量クラスの製品から、「安全を求めるなら買い替えを」という形で広がっていくのではないだろうか。
※「GetNavi」2026年2-3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
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