現在、PC用パーツの価格高騰が続いていますが、これにより主流のノートPCの小売価格が最大40%上昇する可能性があると報じられています。

市場調査会社・TrendForceのレポートによると、デスクトップ向けDRAM(メモリ)価格は一部の地域で安定しているものの、ノートPC向けDRAMは急速に上昇しているとのこと。これにSSD(ストレージ)価格の高騰が重なり、状況はさらに悪化する可能性があると指摘されています。
具体例として挙げられているのが、2025年第1四半期にMSRP(メーカー希望小売価格)900ドル(約13万円)だった主流のノートPCです。こうした製品では通常、DRAMとSSDがBOM(部品原価)の約15%を占めますが、2026年第1四半期には30%超に増加し、これだけで小売価格が30%以上高くなる可能性があります。
さらに、CPU(プロセッサー)価格の上昇も加わり、PC本体の値上げ幅は最大で40%に達するそう。これはメモリとCPUの価格上昇が組み合わさった結果であり、通常は約45%であるBOM比率が、最大58%にまで膨れ上がるとされています。
この背景には、AIサーバー向け需要でDRAMとSSDの供給が逼迫していることがあります。2025年には最大60%もの値上がりが起きていました。2026年でも30〜40%の上昇が続くとの見方が出ています。
DellやLenovo、HPなど大手PCメーカーは、15〜20%程度の値上げを実施することを2025年末から各方面に通知してきました。しかし、この値上げは今後も止まらない可能性があります。もしノートPCが仕事や学業に必要であれば、現在の在庫が残っていて価格が落ち着いているうちに購入するのが賢明かもしれません。
Source: TrendForce
Via: Wccftech