老眼ズに朗報!自動ピント調節アイウェア「ViXion」が視野2.4倍に拡大して新発売

ink_pen 2026/3/19
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老眼ズに朗報!自動ピント調節アイウェア「ViXion」が視野2.4倍に拡大して新発売
GetNavi web編集部
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世界初のオートフォーカスアイウェアを2024年に発売して話題を呼んだViXionがこのたび、新製品「ViXion2」を発表しました。視野の広さが前モデルの約2.4倍となり、実用性が向上したものです。発売は4月17日で価格は11万円(税込)。3月17日から先行予約を開始しました。

↑「ViXion2」。

手元から遠方まで瞬時にピントが合う

ViXionは、顔にかけて見るだけで手元から遠くまで瞬時にピントが合うオートフォーカス機能を搭載しています。これは、フレームの眉間に搭載した距離センサーが対象物との距離を検知し、最適なレンズ形状を計算した後、両眼の液体レンズに電圧を加え、瞬時にレンズ形状を変化させてピントを合わせる仕組みです。

↑ViXion2のオートフォーカスの仕組み。

老眼を患っている人は、手元を見るときには老眼鏡をかけ、パソコンの画面やテレビなど離れた場所を見るときには老眼鏡を外すと、メガネを頻繁に脱着する必要があります。ViXionはこの煩わしさから解放してくれると好評を博し、前モデル(ViXion01/01S)は2年間で1万4000台を超える出荷となっています。

しかし、前モデルはレンズの口径が5.8mmと小さいため、「視野が狭くてルーペを覗いたようにしか見えず、使いづらい」と不満を持つユーザーも多く、視野の拡大が大きな課題となっていました。

新製品のViXion2は9mmの大口径レンズを搭載、前モデルに比べて視野を約2.4倍(面積比)に拡大することに成功しました。

↑上が新モデルのViXion2、下が前モデル。レンズ部が拡大しているのがわかる。
↑新旧モデルの見え方イメージ。新モデルはより実用性が増している。

使い方は簡単。ViXion2を装着すると自動で電源オンになり、フレームの両サイドにあるレバーを動かし、片眼ずつピントを調整するだけ。一度調整すれば、ViXion2をかけている間は距離センサーにより自動でピント調整されます。

↑フレーム端の小さなレバーを前後に倒してピントを調整。
↑レンズを左右に動かして瞳孔間距離の調整も可能。

アウターフレームは取り外すことができ、メガネ店などでアウターフレームのレンズを乱視矯正レンズやカラーレンズなどに交換することができます。

↑アウターフレームは取り外し、メガネ店などでレンズを乱視矯正やカラーレンズに変更できる。

アプリにピント設定をプリセット

また前モデル同様、スマホアプリ「ViXion Connect」が利用できます。アプリ上でも左右のピント調整ができ、調整結果をプリセットとして保存可能。プリセットを呼び出すだけでピント調整できるので、毎回いちいち手動で調整する手間が省けます。なお、プリセットは3つまで保存可能なので、家族で共有することもできます。

↑専用アプリでも左右のピント調整が可能。
↑アプリに3つまでプリセット登録でき、毎回のピント調節が不要になる。

ViXion2は全国のビックカメラ21店舗とヨドバシカメラ22店舗、メガネのヨシザワ(九州)、メガネ一番(沖縄)で体験・購入が可能なほか、ビックカメラとヨドバシのオンラインストア、およびViXion公式オンラインストアで購入可能です。

↑ViXion2の概要。

なお、専門職モデル「ViXion2 Pro」も同時発売します。オートフォーカス機能やレンズ径などの基本性能はViXion2と同じですが、フレームの根元が30度折れ曲がるチルト機能を搭載しています。市販のクリップ式LEDライトや、使い捨て飛沫防止アイガード(純正)が取り付け可能で、歯科医や外科医など、下方向で精密作業を行う職業に適した仕様となっています。専門商流のみで販売し、価格はオープン。

↑専門職モデル「ViXion2 Pro」はチルト機能を搭載。
↑ViXion2 Proの概要。

仕事や日常使い、趣味の時間にも活躍できる

実際にViXion2を試してみましたが、手元のスマートフォンの細かい文字を確認したあと、顔を上げて数メートル離れたモニター画面を見ても、細かい文字まではっきり見ることができました。窓の外に視線を向けても、遠方の看板の文字を明確に視認できます。ピントの自動調整時間は約0.1秒と短いため、手元から離れた場所への視線移動はスムーズで、全く違和感がありません。パソコン作業や読書、スマホ操作はもちろん、プラモデル製作や車・バイクの整備など、細かい作業を伴う趣味の時間に大活躍しそうです。

ただ、ViXion2は前モデルに比べて視野が拡大したとは言え、どうしてもレンズ周りの黒く太い縁が視界に入り、一般的なメガネのような広い視野は得られていません。ViXion2をかけた状態での自転車や車の運転は禁止事項となっていますが、歩行中の使用も控えたほうがよいと感じました。

これに対して同社取締役CINOの内海俊晴氏は、「液体レンズの特性上9mmが限界で、現在の仕組みではこれ以上の大口径化は難しい。しかし現在、全く異なる方式でレンズの開発を進めているところで、国のベンチャー支援プログラムにも採択されました。一般的なメガネと同じ大きさのレンズに挑戦していきます」としています。3年後をめどに次のステージを目指すとのこと。一般的なメガネと同じ視野のオートフォーカスアイウェアの登場が待たれます。

↑「3年後をめどにさらなる視野拡大を目指します」と内海氏
↑ViXion2をかける内海氏(左)と、ViXion2 Proをかけるのは小島健太郎事業開発部執行役員(右)。

ViXion2
メーカー希望小売価格:11万円(税込)
サイズ:W152×H45×D160mm
質量:アウターフレームなし40g/アウターフレームあり54g
瞳孔間距離:53.5~75mm
焦点距離:50mm~無限遠
動作温度:-10℃~+45℃
保存温度:-20℃~+60℃
充電:USB Type-C
充電時間:約3時間
連続使用可能時間:最大約15時間

ViXion

ViXion2

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