2018年10月現在、最も先進的なスマホ誕生。ファーウェイ「Mate 20」シリーズの恐るべき機能性

ink_pen 2018/10/17
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2018年10月現在、最も先進的なスマホ誕生。ファーウェイ「Mate 20」シリーズの恐るべき機能性
村元正剛
むらもとまさかた
村元正剛

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

日本発売は微妙!? ゲーマーに最適な「HUAWEI Mate 20 X」

発表会の終盤に、サプライズ的に発表されたのが「HUAWEI Mate 20 X」。スマホとしては特大級といえる7.2インチの(2244×1080ドット)の有機ELディスプレイを搭載しています。最近、あまり耳にしなくなった“ファブレット”というカテゴリーが似合うモデルです。

 

↑左がMate 20 Proで、左がMate 20 X

 

↑片手で持つには大きく、画面縮小モードにしても片手だけで操作は厳しそう

 

ただ画面が大きいだけではなく、Mate 20/Mate 20 Proと同じく「Kirin 980」を搭載していることが大きな利点。3DゲームやARコンテンツを軽快に楽しめそうです。そのために、専用のゲームパッドも用意されます。

 

↑カチッとはめて、Bluetoothで接続するゲームパッドが別売される

 

カメラはMate 20と同じスペックのトリプルレンズカメラを搭載。ファーウェイの一部のタブレッチで導入されている「M-Pen」というスタイラスペンでの入力にも対応しています。5000mAhの大容量バッテリーを搭載していることもセールスポイントです。

 

こういう個性的な端末が登場すると、スマホの選択肢が増えていいですよね。日本発売の可能性は、これを欲しがるキャリアやMVNOがあるかないかにかかっていると思います。

 

↑RAM6GB+ストレージ128GBでmヨーロッパでの価格は、889ユーロ(約11万5000万円)

 

日本では販売されない高級モデル「HUAWEI Mate 20 RS」

Mateシリーズの恒例となっているポルシェデザインのモデルも発表されました。Mate 20 Proをベースとして、外装にレザーを用いた高級モデルです。お値段もそれなりで、“富裕層向け” といってもいいでしょう。このMate 20 RSは、ヨーロッパおよび中国での限定発売となるため、日本では購入できません。

 

↑背面パネルにレザーを用いて、シンメトリーのデザインがかっこい

 

↑ホーム画面などの内蔵グラフィックもオリジナル。日本語にも設定できた

 

↑カラーバリエーションはブラックとレッドの2色

 

↑価格は1695ユーロ(約22万円)〜と高額

 

日本でも人気を集めそうな「HUAWEI WATCH GT」も要チェック!

同時に発表されたスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」は、11.8mmという薄さながら、最長14日間というバッテリーライフがセールスポイント。水深50mの防水にも対応してます。スマートリストバンド「HUAWEI Band 3 Pro」はGPSを内蔵し、睡眠をモニタリングや心拍数の自動計測にも対応したモデルです。どちらも値頃感のある価格設定なので、日本市場でも人気を集めそうです。発売を期待しましょう。

 

↑1.39インチの有機ELディスプレイを搭載。クラシカルな腕時計を模した文字盤も設定できる「HUAWEI WATCH GT」

 

↑心拍センサーやGPS を内蔵する「HUAWEI Band 3 Pro」

 

↑HUAWEI WATCH GTはSportタイプが199ユーロ(約2万5800円)という、納得できる価格設定
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