Galaxy Watch 5シリーズ登場。全モデルにサファイアガラス採用、Proモデルはバッテリーが大幅アップ!

ink_pen 2022/8/11
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Galaxy Watch 5シリーズ登場。全モデルにサファイアガラス採用、Proモデルはバッテリーが大幅アップ!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンは10日22時~の「Galaxy Unpacked」にて、最新のスマートウォッチ「Galaxy Watch 5」と「Galaxy Watch 5 Pro」を正式に発表しました。このうちProモデルについてはサムスン製としては最も耐久性が高くて機能が充実していること、全モデルについては健康とウェルネス機能の強化がアピールされています。

↑Image:9to5Google

 

最近スマートウォッチでは健康管理機能が重視される傾向にあり、Galaxy Watch 5でもそこに力が入れられています。まず独自開発のBioActiveセンサーは3つのセンサーを組み合わせ、血中酸素濃度や心拍数、推定ストレスレベルなども計測できるというもの。前モデルのGalaxy Watch4よりも手首に触れる面積が増えたことで、さらに精度が高まるようです。

 

また先代から心電図や血圧測定なども引き継ぎながらも、こちらは各国の規制機関から承認を得る必要があるため、「使える国」と「使えない国」が分かれそうです。睡眠トラッカー機能も充実しており、血中酸素濃度を測る「スリープスコア」(睡眠の質の点数)やいびき検出、睡眠パターンを検出して習慣の改善を助けるスリープコーチングシステムも搭載されているとのことです。

 

搭載プロセッサは標準モデルとProモデルともにExynos W920、RAM容量は1.5GB、内蔵ストレージは16GBということで、先代のGalaxy Watch4と全く変わらないまま。プロセッサのクロック数も同じ1.18GHzです。

 

ただしバッテリー容量については、それぞれのモデルで大きな違いあり。Galaxy Watch5の小型(40mm)モデルは284mAh、大型モデル(44mm)が410mAhに対して、Galaxy Watch5 Proには590mAhも積まれています。噂では572mAhと言われていましたが、それさえ上回っていました。充電速度も、Watch4より30%高速化したそうです。

 

ソフトウェア面では、全モデルともGoogleのWear OS 3.5をベースにしたOne UI Watch 4.5が搭載されました。これは音声入力のほかフルQWERTYキーボード、デュアルSIM対応、ウォッチフェイス(文字盤)のオプションが豊富、アクセシビリティの改善などが含まれています。

 

さらにハードウェア面では、やはり全モデルにサファイアガラスが採用され、前モデルよりも耐久性が増しました。これと強化された転倒検知機能(激しく転んだときに緊急連絡先に通報)が組み合わさることで、より多くの命が守られることになりそうです。

 

これだけ多彩な機能が詰め込まれて頑丈にされながら、Galaxy Watch5の価格はBluetooth版が279ドル、LTE版が329ドルから。そしてGalaxy Watch5 Proは、それぞれ449ドルと499ドルからとなります。

Source:Samsung

via:9to5Google

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