世界初のUSB-C搭載iPhoneを作った男、今度はAirPods Pro充電ケースを改造!

ink_pen 2023/2/10
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世界初のUSB-C搭載iPhoneを作った男、今度はAirPods Pro充電ケースを改造!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

「世界初のUSB-Cポートを備えた改造iPhone」を作った人物が、次はAirPods充電ケースのLightning端子をUSB-Cに取り替えたことが注目を集めていました

Image:Ken Pillonel/YouTube

 

その本人が、今度はAirPods Proの充電ケースをUSB-C搭載に改造し、そのやり方を公開しています。

 

ロボット工学エンジニアのKen Pillonel氏は、AirPods充電ケースの改造に成功した後、AirPods Proで同じことをやってみたいという要望がたくさん寄せられたそうです。

 

そもそもAirPods Proのケースは開けられるように設計されていませんが(修理業者iFixitによる修理しやすさスコアは10点中0点)可能ではあります。ただし、作業中に何らかのダメージが生じるかもしれません。そこでKen氏は、カスタムUSB-C PCB(プリント基板)とブラケットを設計しつつ、ボトム(下側)ケースの交換品も自作しています。

 

さらにAirPodsの時と同じく、Ken氏は作業プロセスを撮影し、技術的なノウハウをGitHubに無料公開しています。これを見れば誰でも同じことができるはず……ですが、高度な加工技術や工作機械が必要となるため、しり込みするかもしれません。

 

もっとも、アップルは2023年内に初のUSB-C搭載iPhoneとAirPodsを発売するとの予想が有力となっています。それまでに、どうしてもUSB-C搭載AirPods Pro充電ケースが欲しい人は、チャレンジしてみてもよさそうです。

 

Source:Ken Pillonel
via:9to5Mac

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