約1年間も湖で水没していたiPhone、電源が入る状態で持ち主の元に戻る!

ink_pen 2023/5/30
  • X
  • Facebook
  • LINE
約1年間も湖で水没していたiPhone、電源が入る状態で持ち主の元に戻る!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

最近のiPhoneは防水性能を備えていますが、なんと1年近くも水没してから無事に動いたと報じられています。

↑湖に沈んだiPhoneが、約1年も生きていたとは!

 

米ウィスコンシン州の地元メディアChannel3000によると、年に4回ほど湖の潜水清掃を行っているFour Lakes Scubaクラブが他のアイテムと一緒に今も動くiPhoneを発見したとのことです。

 

同クラブは環境に悪いものをターゲットにしており、ビニール袋やコップ、ペットボトル、それに電子機器を回収しているそうです。すでに家具や自転車、ストーブなどを多くのものを見つけてきたと語っています。

 

その中にはスマートフォンもあり、見つけたら必ず充電するようにしているとのこと。たいていは動きませんが、今回のiPhoneは充電すると電源が入ったので、地元のマディソン警察に引き渡しました。

 

そして同署はiPhoneのロックを解除し、持ち主であるエリー・アイゼンバーグさん(ウィスコンシン大学マディソン校を卒業したばかり)の居場所を突き止められたそうです。彼女は2022年の夏、友人たちとボートに乗っているときにiPhoneをなくしたと明らかにしました。

 

アイゼンバーグさんは、新品に買い替えるしかないと考えていたので、警察から失ったiPhoneがまだ使えると連絡があったときはショックを受けたそうです。「丸1年前にボートから湖にスマホを落として、永遠になくなったと思っていたら、電話がかかってきたん」ですと語っています。

 

この記事ではiPhoneの機種は書かれていませんが、ステンレススチール仕上げでMagSafe充電しているように見えるため、iPhone 12またはiPhone 13のProモデルだと推測されます。

 

近年のiPhoneはIP68等級の防水性能(深さ6mまで、最長30分間)を備えていますが、水中で1年近く耐えられるよう設計されているわけではありません。ともあれ、iPhoneを川や湖でなくしてしまっても、希望を失わなくてもいいのかもしれません。

 

Source:Channel3000
via:BGR

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で