1993年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第17作「五星戦隊ダイレンジャー」。最近では、女優の有村架純さんが作品の大ファンぶりを公言したことでも話題になった作品です。今回はこの「ダイレンジャー」に登場した合体ロボがとにかくスゴかったというお話。
25年前とそっくりの巨大なパッケージ
中国武将をモチーフにした斬新なデザインと、鎧をまとうような美しい合体。「大連王」(だいれんおう)と呼ばれた巨大ロボは、バンダイから発売されたおもちゃのクオリティも相まって伝説的存在になった一体です。
それから20年以上が経った昨年、ファンからの声に応えるカタチで、バンダイは1993年発売のおもちゃ「DX大連王」を現代によみがえらせることを発表。単なる再発売ではなく、旧商品の細部を改善してクオリティアップを図る、言わば“豪華復刻版”としてのプロジェクトでした。
価格は2万3760円(税込)。さまざまな条件から、大人が本気を出さないと買えないレベルの値段が付くことになりました。そのうえで、一定数の予約申し込みがあって初めて販売が決まる「リクエスト販売」形式がとられ、2017年7月までの期間限定で受注を実施。
結果、この高価格ながらも受注開始後わずか1日でリクエストを達成し、販売が決定。さらに開始3日でリクエスト数は3000個を超えるなど、当初よりかなりの注目を集めながら受付を終了しました。
あれから待つこと8か月……。ついに商品がファンの手元に届く日がやってきました。
5体の伝説獣が合体!
「大連王」は、龍や獅子など5体の伝説獣=“気伝獣”が合体して完成する巨大ロボ。「DX大連王」にはダイレンジャー5人のミニフィギュアも付いており、5体の気伝獣に乗せて遊べるようになっています。