ミニファミコンとミニスーファミが大ヒット(世界累計1000万台超!)したことで、ミニハード市場に任天堂以外も続々と参入を始めた。その真打ちとも言えるのが、発売が9月19日に決まり、予約殺到中の「メガドライブミニ」だ。
メガドライバー大歓喜! ミニハードの真打ち登場
メガドライブは、当時の国内市場ではスーファミの後塵を拝すも、北米市場では一時シェアトップをとったほどの名ハード。熱狂的なファンは日本でも多い。今回の人気の過熱ぶりは、そうした元々のメガドライブファンの多さに加え、発売日とともに公開された10タイトルにプレミアソフトが並び、インパクト大だったこともある。今後、順次発表されるという残りのタイトルも楽しみすぎる!
9月19日発売
セガゲームス
メガドライブミニ
6980円
1988年に誕生した16ビット機・メガドライブのミニ版。幅154㎜×高さ39㎜×奥行き116㎜と実機の約55%に縮小。すべてのゲームでいつでも途中セーブが4か所までできる機能が加わった。コントローラーが2個同梱の「メガドライブミニ W」(8980円)も発売。
収録タイトル40作のうち発売日とともに公表された10作!
スペースハリアーⅡ(1988年発売)
当時のローンチタイトル。高速スクロールの疾走感がクールなアーケード作の続編だ。
レッスルボール(1991年発売)
サッカー、アメフトなどを合体させた近未来格闘スポーツゲーム。2P対戦が白熱した。
レンタヒーロー(1991年発売)
ヒーロースーツをレンタルした青年が戦うアクションRPG。いまだにキャラ人気高し!
シャイニング・フォース ~神々の遺産~(1992年発売)
セガの看板RPGシリーズ第2弾。戦闘アニメが絶賛された、大作タクティクスRPGだ。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2(1992年発売)
音速ハリネズミ・ソニックが爆走する、シリーズ屈指の名作。2人同時プレイも可能。
ガンスターヒーローズ(1993年発売)
敵の多関節アクションの滑らかさは語り草。マニア感涙のアクションシューティング。
VAMPIRE KILLER(1994年発売)
メガドライブ唯一の「悪魔城ドラキュラ」作品。ハード末期で本数が少なく超プレミア。
ぷよぷよ通(1994年発売)
大ヒットした落ちモノパズル第2弾。おじゃまぷよを打ち消す「相殺」が導入された。
コミックスゾーン(1995年発売)
アメコミに入り込み、コマを渡り歩いて戦う斬新なアクション。こちらもプレミアソフト。
魔導物語 Ⅰ(1996年発売)
「ぷよぷよ」と世界観を共有するダンジョンRPG。国内のメガドライブでは最後の作品。
レトロゲー好きライターが選ぶコレも復刻希望!
ライター 柚木安津さん
フリーのゲームライター。「シャイニング」シリーズを遊びたくてハードを買ったメガドライバー。
「戦略シミュレーション『アドバンスド大戦略』の収録に期待! CPUの思考の遅さは伝説級ですが(笑)、一手一手変わる戦況に手に汗握りました。3DRPG『シャイニング&ザ・ダクネス』も復活希望。にぎやかな酒場の光景は必見です」(柚木)
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