ラジコンカーというと専用サーキットなどで楽しむ本格オンロード、オフロードモデルや、子ども向けのトイラジコンカーなどさまざまな種類がありますが、今回レビューするのは小さいけど本格派な、京商の手のひらサイズの4駆ラジコンカー「京商 ミニッツ4×4 ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン」です。
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1/27スケール超コンパクトボディーの再現性は異常!
京商「ミニッツ」は、生誕20年を迎えたインドアラジコンカーの人気シリーズ。今回ご紹介する「京商 ミニッツ4×4 ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン」は、完全新設計された4輪駆動オフロードモデル「ミニッツ4×4」シリーズの第3弾。第1弾の「ジムニー」、「トヨタ 4ランナー」も販売中です。
車両サイズは197.3×87.3×89.1mm(全長×全幅×全高)、重量は234g(電池含まず)とまさに手のひらサイズの超コンパクトボディーですが、その再現性はちょっと異常なレベルです。
ジープのアイデンティティーである7つのフロントグリルは奥のネットまで再現されており、ヘッドライトレンズのカットデザイン、ウインカー、テールライトはクリアパーツで実装。各所のステッカーやバッジなどは、拡大鏡がなければ文字を読めないほどの精密さで表現されています。自然のなかで撮影すれば、実車と見間違うほどの仕上がりです。
実車の構造を踏襲した走行性能への強いこだわり
本体である4WDシャーシは、実車と同じく金属製のラダーフレームを採用。そしてこのシャーシに、アッパーアーム、3リンク式リジッドアクスルサスペンションが組み込まれ、ステアリング用サーボにはハイトルクタイプの専用品、動力には低~中速域のトルク特性を重視した同じく専用「130モーター」が搭載されています。
金属製ラダーフレームや3リンク式リジットアクスルサスペンションは1/10スケールのオフロードモデルと同様の構造。よくもまあ1/27スケールに詰め込んだものです。
究極の悪路を走破する「ロッククローリング」が近所の公園で楽しめる!
さて実際に本製品を走らせてみた感想ですが、これは文句なしに楽しいと太鼓判を押せます。走行速度自体は約2.7〜5.4kmと遅いのですが、これは究極の悪路を走破する「ロッククローリング」走行を前提にした仕様のため。トルク重視のモーターとサーボ、悪路走破性を重視した3リンク式リジッドアクスルサスペンションにより、「フハ!」と思わず笑い声がこぼれてしまうほどの走行性能を「魅せて」くれますよ。
↑ちょっと大きめの公園ならこんな木の根っこがありますよね?
実車でロッククローリングに挑戦するのは金銭的にハードルが高いですよね。しかし、ミニッツ4×4であれば近所の公園の木の根っこ、砂利道、砂場などで、安価&安全にエクストリームスポーツを堪能できるわけです。ハイスピードで走行するラジコンカーを駆るのも楽しいですが、ぱっと見は絶対無理目な地形を攻略できたときの喜びも格別ですよ!
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