ソニーが更新した「PlayStation Studios」の代表バナーに『Death Stranding』が加わったことから、同社が『Death Stranding』を開発したコジマプロダクションを買収する可能性が浮上しています。
コジマプロダクションは、『メタルギアソリッド』シリーズや『ポリスノーツ』などで知られる小島秀夫監督が率いるゲーム制作会社です。そしてPlayStation Studiosは、ソニー傘下にあるSIEのゲームソフトウェア開発子会社や開発スタジオの総称で、『Horizon Forbidden West』のゲリラゲームズや『Marvel’s Spider-Man』のインソムニアックゲームズもその一員です。
更新されたバナーは、ゲーム関連フォーラムReseteraユーザーのToumari氏が発見したもの。公式バナーにはソニー傘下の開発スタジオが手がけたタイトルが並んでいますが、以前はPixelOpusの『アッシュと魔法の筆』があったところに『Death Stranding』の主人公サム・ポーター・ブリッジズが入れられています。
ただし更新されたのは北米版のみ。そのため、更新されていない日本版と見比べれば、『Death Stranding』の新規参入が逆によく分かります。
左右に長いバナーのため閲覧環境によっては分かりづらいと思われますが、以下にToumari氏が投稿した比較画像を掲載しておきます。
この変更が、「Death Stranding」の開発元であるコジマプロダクションがソニーに買収されるとの噂と関連があるのではないかと話題になっている次第です。もちろん公式にはなんの発表もありませんが(4月15日現在)先日もPlayStation部門の社長兼CEOであるジム・ライアン氏は、(『Destiny 2』のバンジー買収に続いて)さらなる買収が水面下で進行中と認めていました。
もしも本当に買収があるとすれば、創意工夫と開発力あるコジマプロダクションと、開発資金やPS5に直結する技術を合わせ持つソニーの双方にとって有意義なことになるはず。小島監督は様々な新作を準備中との噂もありますが、ビッグニュースを期待して待ちたいところです。