米マイクロソフトがXboxのストリーミング版ともいえるデバイス「Keystone:コードネーム」を開発していることが、海外テックメディアのWindows Centralにて伝えられています。
Xboxシリーズではすでに「Xbox Cloud Gaming」として、ゲームのクラウドストリーミングプレイが可能です。またXboxからスマートフォンやPC、タブレットにゲームをストリーム配信する「Xbox リモートプレイ」機能も提供されています。
Windows Centralによせられたマイクロソフトの広報担当者の説明によれば、同社は以前から手軽に購入できるドングルで、Xbox Cloud Gamingを提供する方法を探していたとのこと。そして現在は、HDMIポートに接続するタイプのゲームストリーミングデバイスを開発しているというのです。なお、製品が実際に市場に登場するまでは、追加のブラッシュアップが必要だとも伝えています。
またこのゲームストリーミングデバイスではAndroid OSではなく、カスタマイズされたWindowsかXbox OSが動作することが予測されています。
現在ゲームのストリーミングプレイが可能なドングル(セットトップボックス)といえば、米GoogleのChromecastやApple TVなどがあげられます。さらにソニーの「PlayStation Now」やGoogleの「Stadia」など、ゲームのストリーミングプレイはますます盛り上がりを見せています。
そんなな中で、Xboxのゲームがストリーミングプレイできる廉価なドングルが登場すれば、気軽なゲーム環境が構築できるため人気を博しそうです。またこれに対抗して、ソニーからもゲームストリーミングデバイスが投入されるのかどうかも気になります。
Source: Windows Central