米マイクロソフトは、PC用Xboxアプリの新バージョンをリリースしました。今回のアップデートでは「HowLongToBeat」サイトが統合され、PC Game Pass(定額制ゲームサービスXbox Game Passのパソコン向けプラン)で遊べるゲームのクリアに必要な時間が、だいたい分かるようになります。
この「HowLongToBeat」は、元々は特定のゲームをクリアするのにかかる時間を調べられるコミュニティ主導サイト。有志のプレイヤーたちから集めたデータをもとに、およそのプレイ時間が割り出されています。
HowLongToBeatが便利なのは、プレイスタイルごとにクリア時間の見積もりが用意されていること。例えば「レッド・デッド・リデンプションⅡ」であれば、メインストーリーだけなら約50時間、メイン+サイド(寄り道のサブクエストなど)を遊べばプラス30時間程。完全クリアを目指せば約174時間かかる、という具合です。
PCのXboxアプリであれば、この情報は各ゲームの詳細ページから確認できます。
マイクロソフトは、この統合により次に遊ぶゲームを決めやすくなると述べています。また、「詳細を見る」をクリックすると、自分のプレイ時間を投稿でき、他のプレイヤーの役に立てるとのこと。
この機能をあまり使わなくとも、今回のXboxアプリ更新は時間の節約に繋がりそうです。まず、Xboxアプリの起動が15%速くなったそう。さらに、クラッシュしない確率は99.9%に上がり、ゲームのダウンロードやインストールに失敗したとの報告も半減したとか。最後に、検索して望む結果が得られるまでの時間も最大で20%短縮されたと付け加えています。
元となったHowLongToBeatでは、Xbox Game Pass以外のゲームにかかるクリア時間も掲載されています。その中にはNintendo Switch用の『ゼノブレイド3』(Xenoblade Chronicle 3)があり、メインストーリーに60時間、サブクエストに寄り道すると93時間……という具合。その情報に頷くプレイヤーも多そうです。
Source:Xbox Wire