コジマプロダクションから2019年にリリースされた、インディーズビデオゲーム『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』。こちらの続編の計画を米グーグルのクラウドゲームサービス「Stadia」がキャンセルしていたことを、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。
グーグルのStadiaといえば、つい先日にサービスを2023年1月18日に終了することが発表されたばかり。一方でコジマプロダクションの小島秀夫監督は以前にはStadiaとクラウドネイティブなゲーム開発に取り組んでいることが報じられましたが、Stadiaの独自ゲーム開発スタジオが閉鎖されたため、現在は米マイクロソフトのXbox Game Studiosと提携が発表されています。
9to5Googleによれば、2021年にStadiaの専用スタジオが閉鎖される前に、デス・ストランディングの続編を独占提供する計画があったそう。しかしソロゲームの要素が強いデス・ストランディングにたいしてグーグルは「もはやソロ体験ゲームの市場はない」と考え、すでに開発の初期段階に入り、2020年半ばに最初のモックアップが公開された直後にもかかわらず、プロジェクトを完全に中止したというのです。
というわけで、残念ながら幻に終わってしまったデス・ストランディングのStadiaにおける独占続編計画。しかし小島プロダクションは先述のマイクロソフトとの提携も含め活発にゲーム開発をすすめており、今後のゲームリリースに期待したいものです。
Source: 9to5Google