2016/6/21 17:43

今年もミニ四駆の祭典 「ジャパンカップ」が開幕! 「東京大会1」のジュニアクラスチャンピオンマシンを大公開!

ミニ四駆の祭典「ジャパンカップ」の開幕戦となる「東京大会1」が6月19日(日)に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された。今年のエントリー数は3300名! 大会へのエントリー方法が、オープンクラスは専用アプリ「TAMIYA PASSPORT(タミヤパスポート)」による事前申し込み方式へと変更となった。これまでエントリーのために早朝の現地入りを余儀なくされていた参加者にとって、とてもうれしい改善といえるだろう。

 

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決戦の舞台となるのは「ウルトラバーニングサーキット2016」。オープニングセレモニー内で行われた出走式では、昨年のジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦のオープンクラスチャンピオン・中橋誠敬さんを筆頭に、公認大会でビックタイトルを獲得した5名のチャンピオンズたちが試走。しかし完走できたのは1名のみという、“ウルトラバーニング”なコースを物語る結果に。

 

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↑バーティカルチェンジャー

 

今回のコースでは、約170㎝のレーンチェンジャー「バーティカルチェンジャー」に目が行きがちだが、じつはその手前の「ジ・アルプス」こそが最大の難関。470mmを駆け上がる「アイガースロープEvo.」と二段下りの「アイガーステップ」からなる複合セプションの前に多くのマシンが制御不能に! 各クラスの決勝戦でも「アイガーステップ」でバランスを崩し、コースアウトするマシンが目立った。「ジ・アルプス」の攻略が、今年のジャパンカップ制覇へのカギを握りそうだ。

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【入賞者インタビュー】

ジュニアクラスを制したのは岩淵 鴻明くん(14歳)。見事、栄光に輝いた彼の優勝マシンを拝見しながら、話をうかがった。

 

――優勝おめでとうございます! 

岩淵 ありがとうございます! 優勝なんて夢のまた夢だと思っていました。

――ミニ四駆歴は?

岩淵 2年と6ヶ月ですね。いままで二次予選までしか行ったことなくて。今日も一次予選で敗退して帰るぐらいの気持ちでいたんで、優勝できるとは思ってもいませんでした。いまも手が震えちゃってて(笑)。夢なんじゃないかって思ってます!

――勝因はなんでしょう?

岩淵 安定を心がけたことだと思います。今回のコースでは、安定していないマシンが飛んでいってしまっていたので、それを見て、重りの重量バランスを変えたりしました。

――ほかに今回のセッティングのポイントはありますか。

岩淵 ギアを3.71にしたおかげで「バーティカルチェンジャー」を素早く抜けることができた気がします。

 

岩淵くんの優勝マシンはコレだ!

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↑「色を統一するように心がけてます。どっちかっていうと速さよりも、カラーのほうに力を入れています(笑)」(岩淵くん)

 

使用ボディ:アバンテMkⅢアズール クリヤーボディ
使用シャーシ:VSシャーシ
使用モーター:ハイパーダッシュ3モーター
使用ギア:3.7:1

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オープンクラスチャンピオンのマシンは、7月23日発売の「ゲットナビ」9月号で紹介します!

 

力作揃いのコンデレマシンも紹介!

また、コンクールデレガンス(コンデレ)には今回もハイレベルな作品が多く集まった。約150作品のなかから選ばれた最優秀賞と優秀賞作品を紹介する。

最優秀賞

DoDoさんの作品 「ファントムトロン」

コメント「僕の中ではジャパンカップ出場1周年記念の作品となります。レインボーカラーをベースとしたサイバー感あふれるデザインと高級感のある黒を魅せた一台となりました」

↑足下のゴールドとブラックが織りなす高級感。マスキングによる複雑なカラーリングは芸術の域!
↑足下のゴールドとブラックが織りなす高級感。マスキングによる複雑なカラーリングは芸術の域!

 

優秀賞

にゃ~かまさんの作品 「ライキリ ミント&いちごVer.」

コメント「好きなアイスのフレイバーをライキリにあしらいました。」

20160621-a03 (12) ↑ポップな配色がたまらない! メッシュの色も合わせている
↑ポップな配色がたまらない! メッシュの色も合わせている

 

優秀賞

ぎっくりさんの作品 「セクシーマッチョ1号」

コメント「タイプ2+ワイドワンウェイ 戦うマシンはカッコ良く!! 愛!!」

↑クリアボディを重ね合わせて存在感を作る新しい作風。ワイドワンウェイホイルが映える
↑クリアボディを重ね合わせて存在感を作る新しい作風。ワイドワンウェイホイルが映える

 

【URL】
タミヤ http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/index.htm