いまさらじゃない。いまこそ進化した「クリスピー・クリーム・ドーナツ」へ行くべきだ!

ink_pen 2018/5/8
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いまさらじゃない。いまこそ進化した「クリスピー・クリーム・ドーナツ」へ行くべきだ!
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

コンビニのレジ横から専用ラックが消えるなど、ドーナツブームがひと段落したといえる昨今。その状況にありながら、大幅リニューアルで新展開に挑むチェーンがありました。世界的なドーナツブランド「クリスピー・クリーム・ドーナツ」です。今回は進化の詳細を、店舗設計とメニュー中心にお届けしていきましょう。

 

地域特性に合わせた店舗デザイン化が進む

2006年の衝撃的な上陸から12年。行列店から定番となった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」ですが、今回のリニューアルによって一層普段使いしやすいようになっています。たとえば店舗デザイン。これまでは全国で同じような設計だったものを、都市型と郊外型でエリアに合わせた形にしていくというもの。

↑クリスピー・クリーム・ドーナツ 渋谷シネタワー店。インテリアが変更されたほか、席同士の間隔が広くなりました

 

↑こちらは以前の同店。全体的な色味や密度が違います

 

都市型としてはまず、有楽町イトシア店からリニューアル。次いで渋谷シネタワー店も新調されました。どちらも、内装を木目調の落ち着いたデザイントーンに。さらに席数を約20%減らし、そのぶんお客さんはゆったり過ごせるようになっています。

↑リニューアル後のクリスピー・クリーム・ドーナツ 有楽町イトシア店

 

実際に着席してみると、確かにゆとりを感じます。隣を気にするようなギチギチした感じがないので、食事をするにも軽い仕事をするにも快適。また、郊外型の店舗に関しては「イオンタウンユーカリが丘店」から施策を導入しています。ファミリー向けの内装や配置にしたうえに、キッズスペースも設置。

↑渋谷シネタワー店。入口から近い場所に大きなテーブルを配し、ひとりでも利用しやすいようになっています。また、オーダーカウンターの横には製造工程が見えるガラス張りのキッチンスペースも

 

さらにはテイクアウトにも力を入れるほか、「ホールセール事業」という、おみやげや外販での取り組みにも注力していきます。現在、一部のクリスピー・クリーム・ドーナツ店舗以外では羽田空港と、広尾にある外国人御用達スーパー「ナショナル麻布」のみですが、今後はよりお客さんとの商品接点を増やすべく取り扱い店舗を増やすとのこと。

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