こういうノンアルを待っていた!缶酎ハイの元祖・タカラの「辛口ゼロボール」の違和感ないウマさ

ink_pen 2022/10/25
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こういうノンアルを待っていた!缶酎ハイの元祖・タカラの「辛口ゼロボール」の違和感ないウマさ
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

甘くないうえにお酒的なボディが感じられる!

前段でさんざんあおりましたが、ここからは実際の味をレポートします。風味を存分に、そしてキンキンで味わうため、氷をたっぷり入れた大きめのグラスに移してひと口。おお~これはスゴい。何といっても、タカラ「焼酎ハイボール」よろしく甘くないのがすこぶるイイ!

↑ほんのり色味が付いていて、見た目でも飲みごたえの豊かさがわかります

 

そう、意外に甘くないノンアルって少ないんです。甘くないタイプはあっても、ビールテイスト系だったり、フレーバー炭酸水みたいにライトな味わいだったりするのですが、こちらは甘くないうえにお酒的なボディが感じられ、実に高い完成度。

↑爽快でクリアでありながら、決して軽くはなくて飲みごたえは抜群!

 

そしてアルコール入りのタカラ「焼酎ハイボール」の面影を感じさせる、本格的な酎ハイテイストもしっかり。この再現性を確かめるため、前述のタカラ「焼酎ハイボール」ドライと飲み比べてみました。

↑中身の見た目はやっぱり、かなりそっくり

 

うん、なるほど! アルコールがあるぶん、タカラ「焼酎ハイボール」のほうがどっしりしていてトップからラストまで高揚感をもったボディを感じますが、味わいの方向性はタカラ「辛口ゼロボール」も一緒。アルコールがあるか、ないかの違いだけで、基本的なおいしさは変わりません。

↑れっきとしたお酒、タカラ「焼酎ハイボール」と飲み比べても、タカラ「辛口ゼロボール」に違和感はありません。炭酸の強さもバキバキで、どちらも超爽快

 

ひとつの違いというか、筆者のセレクトミスの部分もあるのですが、酸味はタカラ「辛口ゼロボール」のほうが豊かです。というのも、今回飲み比べたタカラ「焼酎ハイボール」ドライより、タカラ「焼酎ハイボール」レモンのほうがタカラ「辛口ゼロボール」に近いはず。タカラ「辛口ゼロボール」パッケージにも、レモンのイラストが入っていますし。

↑ラベルにはレモンのイラスト。側面の成分表示にも、レモン果汁の表記があります

 

タカラ「焼酎ハイボール」ドライにもほのかな酸味はありますが、タカラ「焼酎ハイボール」レモンと飲み比べたほうがよりシンプルにアルコールの違いを感じられるかもしれません。そのあたりはどうぞ試してみてください。

 

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