フィットネス動画プラットフォーム「BeneFitness」を運営するAlfreeは、遺伝子解析サービスを提供するジェノプランジャパンと業務提携し、4月6日から新サービス「GenoFitness」の提供を開始しました。同サービスは、月額(税抜)9980円で、遺伝子検査とそれに基づくオーダーメイドのオンラインフィットネス動画が、3か月間毎週配信されるサービスです。
ジェノプランはアメリカ発のスタートアップで、現在アジアを中心にバイオテクノロジーと情報技術を用いて、一人ひとりに最適化された遺伝子解析サービスを提供する事業を行なっています。世界最多の460項目以上を一度に検査でき、ISO27001認証など国際基準のセキュリティと品質により、安心した遺伝子検査が利用可能です。
Alfreeは2013年設立。Webサイト開発事業を行なっていましたが、クライアントであるヨガ教室の倒産をきっかけに、フィットネスインストラクター支援事業を構想し、フィットネス動画配信アプリBeneFitenssをリリース。同アプリの開発・運営のほか、VRヨガコンテンツ配信事業も行なっています。
GenoFitnessの開発背景には、フィットネス人口が年々増加する一方でダイエット経験者の7割以上が「ダイエットに成功していない」と実感している調査結果や、健康志向の高まりから近年利用者が増えているパーソナルジムの高額な利用料、現地に通わなければいけない不便さなどがありました。今回の協業では、「動画フィットネス」「遺伝子解析サービス」という両者の強みを活かし、ダイエット経験者が抱えていたり、感じていたりする課題を解決するための新サービス「3months!テクマッチョ」を展開。同サービスは、遺伝子検査によるパーソナライズされたオンラインフィットネス動画レッスンです。
GenoFitnessは、筋肉のつきやすさや柔軟性、高タンパクダイエットの効き目など、人が本来持つ体質を遺伝子解析によって確認することで“従来のパーソナルジム”では提案できない、その人に合ったオーダーメイドのフィットネスを提供します。また、場所を選ばないフィットネスの提供により、ジムへ通う時間も短縮できます。
今後は「スマートウェア/スマートテキスタイル」を活用したヨガウェアにより、リアルタイムに環境的要因を取得。そのデータをフィードバックする仕組みを開発し、「遺伝的要因」や、食事・生活習慣といった「環境的要因」の根拠データの精度をさらに高め、より最適なフィットネスプログラムを創出するとしています。