プロトレーナー・稲田さん流
スキマ時間にできる膝痛予防&改善ストレッチ
膝痛に悩んでいるビジネスマンのために、プロトレーナーの稲田さんから、膝痛予防&膝痛改善のエクササイズを2種類紹介していただきました。デスクスペースさえあれば誰でも簡単にできるものなので、仕事の休憩時間などを利用して、ぜひ試してみてください。
1.膝まわりの筋肉を鍛える
膝まわりの筋肉が衰えると、膝のぐらつきや痛みにつながりますので、膝まわりの筋肉を鍛えるエクササイズを紹介します。やり方は、椅子に座り、片方の足の太もも裏あたりに、両手をクッション代わりに置きます。そこからキックする要領でゆっくりと足を伸ばします。
・目安=10回×1セット(片足ずつ)
1. 椅子に座る際は、骨盤を立たせること。最初から最後まで、つねに目線を下げないで背筋を伸ばして行ってください。
2. 足を伸ばす際、膝の上の筋肉(大腿四頭筋)に力が入っていることを意識して行うのがポイントです。
2.肩甲骨まわりの筋肉をほぐす
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると、猫背になって膝痛の原因につながりますので、肩甲骨まわりの筋肉をほぐすエクササイズを紹介します。やり方は、背筋を伸ばして椅子に座り、両腕を曲げて指先を肩に置きます。続けて両肘をつけて腕を天井に向かってゆっくりと上げてから、円を描くように大きく一周させていきます。
・目安=10回×1セット
1. スタートポジションは両腕を曲げて指先をそれぞれ肩に置きます。ストレッチを行なう際はつねに胸を張って背筋を伸ばすことがポイントです。
2. 両肘を天井に向かって上げたら、そこで5秒間静止します。肩の力が入っていないことを確かながら行ってください。
3. 下ろす動作のときは、肩甲骨を大きく動かすイメージで行いましょう。繰り返して行ううちに、上半身が次第に温まってくることが感じられるはずです。
中高年の”痛み”の定番である膝の痛みは、加齢による軟骨のすり減りがおもな原因です。軟骨は一度すり減ると、元には戻りません。特に中高年になると、下半身の筋肉が衰え、膝への負担が増えてきます。放っておくと慢性的な膝痛につながる可能性があるため、普段から先ほど紹介したストレッチなどを取り入れるなど、膝痛予防を心がけましょう。
とはいえ、普段から痛みがあって動くのさえツラいといった人も多いでしょう。そこでおすすめなのがサポーターの着用です。
編集部が選んだ、膝痛を緩和してくれるサポーターを紹介
サポーターで膝を固定すると、膝のグラつきによる痛みや衝撃を緩和してくれます。また、膝まわりを温める効果もあり、冷えると痛みが出るといった方にも有効でしょう。
このようにサポーターは、日常生活の補助をしてくれます。なかでもフランス・チュアンヌのサポーターは、機能性とデザイン性に富んでおり、中高年の健康促進やアスリートの怪我予防に取り組むなど、幅広い分野で活用。
今回はチュアンヌの膝サポーターを、編集部が2つピックアップしました。膝の痛みで悩んでいる人はぜひ一度試してみてください。
【関連記事】膝痛はサポーターで緩和! プロトレーナーがサポート力を評価するチュアンヌ「ゲニュアクション」の効果とは?[PR]
https://getnavi.jp/healthcare/610940/
・弱った関節による膝の痛み、軽度の膝関節捻挫に!
膝関節を適切にサポートし、負担を軽減してくれる、フランス・チュアンヌ社の伸縮性膝固定サポーター。膝蓋骨部分(膝の丸い部分)や大腿部、側部など部位によって編み方を変えているため、膝の可動域を狭めることなく、適度に固定できます。急な痛みにも慢性的な痛みにも対応し、階段の登り下りや立ち上がりも楽になります。リハビリ作業を行なう際にも邪魔にならずにサポート。男女・左右両用。
チュアンヌ
ゲニュアクション(GenuAction)
5478円(税込)
・スポーツからリハビリまで! 膝の痛みが強い人に
膝関節まわりの障害予防・治療後のリハビリやスポーツまで対応する、膝用サポーター。生地は通気性と汗の発散性に優れているため、長時間でも快適に着用可能です。また、特殊構造のシリコンパッドを搭載。伸縮性に優れたニット生地との組み合わせにより、「歩く」「走る」といった日常の動きからマッサージ効果を得られます。膝裏には3Dニットを使用し、膝を曲げたときの違和感が少なく、ピッタリとフィットするのでスポーツからリハビリまで幅広く使用できます。男女・左右両用。
チュアンヌ
ゲニュプロ コンフォート(GenuPro)
1万780円
インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一