ヘルスケア
睡眠
2023/6/8 19:00

身体の表面温度を13.5度下げる「掛け布団」がブレインスリープから本日登場。一般商品より260%の冷感値

ブレインスリープが、夏の寝苦しい夜に睡眠環境を整えるための夏用掛け布団「BRAIN SLEEP COMFORTER PERFECT COOL(ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール)」を本日から本格販売する。

↑一晩中冷感が持続する新技術の夏用掛け布団「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール」

 

冷感が一晩中持続する新技術を採用

「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール」は、「寝床内温度」を下げることに大きく役立つ夏用掛け布団だ。一般社団法人環境情報科学センターの調査によると、夜間最低気温が25℃以上で中途覚醒と呼ばれる睡眠障害有症率がアップするという。また、約4割が夜間・睡眠中に熱中症になることも分かっており、全国の救急搬送人員が、2021年から2022年で約1.5倍に増加している。こうした睡眠課題の解消には、寝室環境のうち「室温」「光」「寝床内温度」を整えることが大切だという。

 

本製品はかけるだけで、身体の表面温度が13.5℃下がり、冷感が一晩中持続する。この冷感持続は、宇宙服のために開発された冷感テクノロジー「PCM」を活用した新技術により実現したもので、寝返りをする度に冷感が復活するという。

↑一枚かけるだけで身体の表面温度が34.4℃から快適な約20.9℃にまで下がる

 

同製品は、1層目が接触冷感の生地、2層目が持続冷感の中わた、3層目が清潔さを維持させる親水性の高い中わた、4層目がリバーシブルとなるメッシュ面のドライ生地の4層構造となっており、これらの機能が1.5cmの薄さに集約されている。

↑業界最高峰の接触冷感、新技術の持続冷感は4層によって成り立っている

 

接触冷感の生地は、接触冷感を表すq-max値が0.524であるという。これは、一般的な商品の冷感効果が0.2であることから比べると、260%にも相当する数値だ。さらに、生地に使用する糸から独自開発をしているので、洗濯を重ねても接触冷感の機能が衰えることはない。

↑冷感を後づけするのではなく糸から独自開発したのも同社のこだわりだ

 

持続冷感の中わたは、その親水性の高さから布団内部の汗、ダニなどの汚れをしっかりと洗えて、清潔を保つことが可能。メッシュ面のドライ生地は吸水テクノロジーが活用されているので、梅雨など汗をかきやすい時季にも蒸れなく快適に使用することができる。

↑リバーシブルで使えるドライ面は吸水テクノロジーを活用、一瞬で温水を放熱してくれる

 

サイズはシングル(2万4200円)、セミダブル(2万9700円)、ダブル(3万5200円)、クイーン(4万4000円)の4サイズ、カラーはアイスブルーとシルバーグレーの2色展開。※価格はすべて税込み

 

ユーザーにとって扱いやすい寝具を目指す

同社の商品開発責任者の鷲﨑聡美氏は、電気代の上昇が続く昨今では、エアコンと上手く併用できる寝具の価値が改めて見直されてきている、と語った。

 

「ブレインスリープとしては、新技術と多機能であることを重視しています。さらに新商品では、冷感機能だけではなく、家でのケアのしやすさにもこだわりました。今後は、サステナブルの観点から羽毛布団の扱いにくさなどへも意識を向け、ユーザーが扱いやすい寝具の開発を進めていきたいと思います」(ブレインスリープ 商品開発責任者 鷲﨑聡美氏)

↑株式会社ブレインスリープ 商品開発責任者 鷲﨑聡美氏

 

「PERFECT COOL」シリーズでは、当該製品のほかにマットレス用ボックスシーツ(シングル1万4300円/セミダブル 1万7600円/ダブル 2万900円、いずれも税込み)とピローカバー(ロー・スタンダート用/ハイ用いずれも5500円、税込み)も本日から発売される。

↑ブレインスリープ マットレス プロテクター パーフェクト クール(左)、ブレインスリープ ピローカバー パーフェクト クール(右)

 

今年も厳しい暑さが予想されるが、「PERFECT COOL」シリーズを使用すればエアコン稼働による電気代の節約にもなり、快適な睡眠時間を確保できそうだ。

 

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