シャープは、節電機能が向上した奥行63cmの薄型設計『Fit63シリーズ』のプラズマクラスター冷蔵庫5機種を、2月に発売します。
記事のポイント
AIのはたらきによる省エネ性アップもさることながら、食品の使い忘れを防ぐ仕組みもありがたい一台。見やすい収納(目視)と、デジタルによる通知の両輪で食品ロス低減をサポートしてくれます。
同シリーズでは、シャープ独自の「つないでもっと節電」が進化し、省エネ性能が向上しました。この機能は、無線LANに接続することで、クラウド上のAIが冷蔵庫の使用状況を学習し、生活パターンに合わせて冷蔵庫を効率的に運転します。
今回、冷凍室温度に新たな制御が加わりました。25項目の省エネ技術で細やかな省エネ制御をおこなう「節電25」モードと「つないでもっと節電」を組み合わせて運転することで、従来機では、通常運転と比べて最大約30%(※1)得られた節電効果が、約35%にアップしたとのこと。
また、太陽光発電システムと連携する「Life Eeeコネクト」(ソーラー家電連携)サービス(※2)にも対応します。シャープのクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」により、AIで発電量と消費電力量を予測し、消費電力の多い除霜運転を発電が余るタイミングに実行することで、発電した電力を効率的に活用します。
さらに、他社製の太陽光発電システムを設置していても余剰電力を有効活用できる「おひさま除霜」を新たに採用。太陽光発電の電力を冷蔵庫で、効率よく活用します。
食品ロス削減をサポートする機能も
環境保全意識の高まりや、食品の価格高騰が続く昨今。食材をしっかり使い切る・新鮮に保存するといった食品ロス削減をサポートする「使いきりメモ」、「メガフリーザー」といった機能も搭載されています。
・使いきりメモ
使い忘れをお知らせしてほしい食材や日付を、スマートフォンから、「COCORO KITCHEN」レシピサービスに登録しておけば、登録した日に冷蔵庫が音声で通知します。
登録した食材を活用した「献立提案」してくれるのも、うれしいポイント。例えば、ウォーターオーブン「ヘルシオ」や、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」などの調理家電と冷蔵庫を「COCORO HOME」アプリに機器登録すると自動で連携し、それらを活用して調理できるメニューを冷蔵庫の音声やスマートフォンから提案します。
・メガフリーザー
たっぷりの収納スペースを備えた、大容量冷凍室です。冷凍モードや収納サポートも充実し、長くおいしく食品を保存するとのこと。
冷却スピードをアップ(※3)し、栄養素をキープ(※4)したまま冷凍できる「快速冷凍」と、通常より低温で冷凍する「新鮮冷凍」のダブル効果で、霜付きを抑えます。
501L以上の大容量モデル<SJ-MF55P/MF51P>では、サイズの異なる冷凍食品や、使いかけの冷凍食品も効率よく“縦置き”ですっきりと収納できる「タテ置き名人」、400L台のモデル<SJ-MF46P/MF43P/MW46P>では、可動式の仕切りで、ケースをフレキシブルに4つに仕切れる「4切り名人」を搭載しています。
奥行63cmの薄型設計。スリムでスタイリッシュなデザインとカラー
システムキッチンと並べて設置してもきれいに収まり、動線の邪魔になりません。
庫内の奥まで見渡しやすく、手も届きやすいのが魅力。庫内のスペースを有効活用できるうえ、使い忘れによる食品ロスの防止にも役立ちます。
本体の色調には、新色のダスクダークメタルを採用。日光や照明など、周囲の光の映り込みや、見る角度によってドアの色がわずかに変化して見える効果で、キッチン空間に調和するとのこと。
シャープ
「SJ-MF55P」
発売日 :2025年2月20日
ドアタイプ :ピラーレスフレンチドア
定格内容積 :545L
参考小売価格:40万4800円(税込)「SJ-MF51P」
発売日 :2025年2月20日
ドアタイプ :ピラーレスフレンチドア
定格内容積 :505L
参考小売価格:38万2800円(税込)「SJ-MF46P」
発売日 :2025年2月13日
ドアタイプ :ピラーレスフレンチドア
定格内容積 :457L
参考小売価格:34万9800円(税込)「SJ-MF43P」
発売日 :2025年2月13日
ドアタイプ :ピラーレスフレンチドア
定格内容積 :429L
参考小売価格:33万8800円(税込)「SJ-MW46P」
発売日 :2025年2月13日
ドアタイプ :どっちもドア
定格内容積 :457L
参考小売価格:34万9800円(税込)