衣類スチーマーといえば、新生活に必須の家電。近年はハンガーにかけて手軽に使えるタイプが人気となっています。そんなニーズに目をつけたのが、家電分野での躍進が著しいアイリスオーヤマ。今回は、衣類をハンガーにかけたまま手軽にシワ伸ばしができる「衣類用スチーマー(品番KIRS-01)」を4月20日より発売することを発表しました。価格は8980円(税抜)です。
着脱可能なタンクを採用し、連続5分半の使用が可能
本機は、衣類をハンガーにかけたまま使用できるので、忙しい朝でも短時間でシワとりができます。安定した量の蒸気を連続して噴出することで、水滴の噴出により衣類が濡れるのを防ぎ、快適に使えます。また、通常のアイロンと同様にアイロン台と併用して使用可能。1台2役のコンパクトな設計の上、専用スタンドが付属するため、省スペースで収納できます。
タンク部分は取り外すことができるのも特徴。水道の水が本体にかかるのを心配をせず、簡単に給水することができます。また、タンクに残った水も簡単に捨てることができるため、タンク内の清潔さもキープ可能。タンク容量は60mlで、連続して約5分半使用できます。
高温のスチームにより、布の脱臭を行うことも可能です。家庭で洗濯しにくいコートなどの衣類から、ソファ、カーテンなどにも幅広く使用することができます。
先行メーカー、パナソニックの最新モデルと比較!
さて、この分野では、パナソニックが絶大な人気を誇っており、こちらも4月21日に新製品「NI-FS530」を発売します。アイリスオーヤマは「衣類用スチーマー」の投入を4月20日としているので、奇しくもほぼ同時の発売日となりました。果たしてどちらを買うべきか、迷う方も多いと存じますので、以下で簡単にスペックを比較してみましょう。
価格はアイリスオーヤマが約3000円ほど安く、タンク容量および連続使用時間で優れています。しかし、大きさはほぼ同じながら、本体質量ではパナソニックが優位。安全装置は、アイリスオーヤマ機は作動後に動作が復帰しない温度ヒューズであるのに対し、パナソニック機は、簡単に使用再開できる自動ヒーターオフを採用しています。また、アイリスオーヤマの立ち上がり時間は不明ですが、パナソニックは約24秒と、極めて優秀な数字を誇っている点が魅力。どちらを選ぶかは好みの問題ですが、選択肢が増えたのはユーザーにとって喜ぶべきところ。まだ持っていないという方は、この機会にぜひ検討してはいかがでしょうか。