三菱電機は、働く単身女性が使いやすいように、使いやすさとデザイン性を両立した3ドア片開きタイプの冷蔵庫「MR-CX27C」(272L)を10月20日に発売します。カラーはジュエリーホワイトとグロッシーブラウンの2色展開で、価格は実売予想価格14万円前後(税別)です。
働く単身女性に合わせたレイアウトを採用し「氷点下ストッカー」も搭載
国内冷蔵庫市場において、221~400Lの中型クラスは全体の約20%強にあたる約85 万台と大きな割合を占めています(同社調べ)。その中で、221~300Lクラスの購入層は30~40代が多く、家族構成としては単身者が多くなっています。また、30~40代単身の購入者は、他の年代に比べて機能やデザインを重視する傾向にあることがわかりました。
そこで今回、同社は女性社員で構成したチームを中心に、働く単身女性の家事をサポートする200Lクラスの新商品「MR-CX27C」を開発。忙しい日々を送る中でも、健康で充実した食生活を送るために、まとめ買いや作り置きをして家事を効率化したいという働く単身女性のライフスタイルに合わせ、使いやすさとデザイン性を両立しています。
具体的には、働く単身女性の保存頻度が高い食品に合わせてレイアウトを考察し、使いやすさを追求。冷蔵室の棚は、常備することが多い500ml、350ml缶は立てたまま収納でき、最下段は作り置きした料理も鍋ごと保存できるなど、庫内のスペースを無駄なく使用できます。また、ドアポケットには複数のドレッシングやお気に入りの調味料を取り出しやすい専用コーナーを設置しました。
なお、本機は業界で初めて、200Lクラスの冷蔵庫に「氷点下ストッカー」を搭載。「氷点下ストッカー」は、氷点下(約-3℃~0℃)でも食品を凍らせず、生鮮食品の鮮度を長く保てるストッカーのこと。チルドでは約4日しか保存できなかった牛ひき肉や豚ロース肉も、「氷点下ストッカー」だと約7日間保存ができるなど、まとめ買いした肉や魚を生のまま長く保存可能。食材を解凍する手間が省けるうえ、急な予定が入っても食材を無駄にせずに保存できます。
また、肉や魚などが多い場合は「氷点下ストッカー」に、チーズやハムなどの加工食品が多い場合は「ワイドチルド」にと切り替えて使えるので、食品に適した保存が可能。野菜を収納できる「真ん中野菜室」は、立ったまま取り出せるため、重たい野菜の出し入れもラクラク。加えて、同社200Lクラスで初めて自動製氷機を搭載しており、いつでもたっぷりの氷が使えます。扉は下からだけでなく、側面からも手が掛けられる「フリーアクセスデザイン」を採用。開け閉めも簡単です。
従来、容量が少ないと機能が簡素、という場合が多かったのですが、本機は、単身者向けながら自動製氷機能や「氷点下ストッカー」などハイエンド機能を搭載したのが画期的。働く女性に限らず、単身者はぜひ使ってみたいモデルです。