新潟県新潟市に本社を置くダイニチ工業は、主要家電量販店における加湿器のメーカー販売シェアNo.1を4年連続で獲得しています。同社のハイブリッド式加湿器は、なんといっても最小運転音で13dB の静音性能が魅力。運転音は、耳を近づけてようやく聞こえる程度で、たまにタンクの水が移動するとき、微かにコポっという音を立てる程度です。
最大約1時間、加湿量を約15%アップする「ターボ運転」を搭載
課題を挙げるとすればパワー面だったわけですが、同社はこの課題を克服すべく、新機能「ターボ運転」を搭載したRX シリーズ4機種を発売します。
「ターボ運転」は設定湿度に達するまで、最大約1時間、加湿量を約15%アップする機能。一時的に加湿量を増やすことで、より早く部屋をうるおしてくれます。これにより、希望の湿度に素早く到達したあとは、通常運転で静かな生活が楽しめるという、理想的なサイクルが実現できるのです。本機の発売日は9月1日(金)で、実売価格は税抜で1万6800円前後(HD-RX317・適用床面積木造5畳/洋室8畳)~2万6800 円前後(HD-RX917・適用床面積木造14.5畳/洋室24畳)。
また、従来機と同様、就寝中に使える「静音/おやすみ」モード、のど・肌をベストのコンディションに保つ「のど・肌加湿」モードを搭載し、取っ手付きで部屋から部屋への移動もカンタンと、便利な機能は踏襲しています。
オフィス使用に向く加湿量No.1モデルも新発売
さらに同社は、暖房期の湿度が不十分なオフィスが多い点に着目。9月1日より、家庭用の温風気化/ 気化式のハイブリッド式加湿器として業界No.1の加湿量(2400mL/h)を誇るHD-242 を発売します。実売予想価格は5万7800円前後(税抜)。
本機の適用床面積はプレハブ洋室で67畳で、オフィス、学校など、より広い空間での使用が可能。パワーがアップしながら、本体サイズは従来機種と同等で、設置しやすいのもポイント。最小運転音は17dB と小さく、仕事を妨げることもありません(ちなみに、1m前方で木の葉の触れ合う音、置き時計の秒針の音が20dB)。
また本機はハイブリッド式を採用しているので、湿度が低いときはヒータを使ってパワフルに加湿し、湿度に応じてヒーターを使わない気化式に切り換えることが可能。eco 運転(気化式) 時の1時間の電気代は約1.7 円と経済的です。従来からの静音性にパワーが加わって死角がなくなったダイニチ加湿器の新モデル、この冬はぜひとも手に入れたいところです。