シャープは、小型で手軽に携帯できるモバイル型ロボット電話「ロボホン」の販売を5月26日から開始します。価格は19万8000円+税でロボホン公式サイトなどで本日午後1時から予約が可能。
「ロボホン」は2015年10月6日に「CEATEC JAPAN 2015」にて発表された、世界初の「モバイル型ロボット電話」です。二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしては極めて小型のサイズ(身長約19.5cm)を実現し、外出先にも持ち運んで使用できます。
モバイル通信(LTE/3G)に対応し、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能や専用アプリケーションで提供される各種サービスを、「ロボホン」と対話しながら使用できます。新開発のフォーカスフリー小型レーザープロジェクターを搭載し、写真や動画、地図などを投影できるほか、専用アプリケーションをダウンロードすることで、利用できる機能やサービスを追加することができます。また、ユーザーの利用状況やプロフィールなどを『ロボホン』が学習・成長し、より自然なコミュニケーションが可能となります。
↓プロジェクター機能の動画はこちら。
【主な特徴】
1.二足歩行が可能なヒューマノイドロボットで、音声対話による操作が可能
ロボホンは身振り手振りを交えて対話できるだけでなく、立ち上がったり、歩いたり、踊ったりします。新開発の小型高性能サーボモーターを13個搭載しているので、滑らかな動作が可能。また、顔認識機能によりユーザーを判別し、名前を呼んで話しかけてくれます。ユーザーの利用状況やプロフィールなどを学習することで、『ロボホン』が話す内容が次第に変化、成長していくので、より自然なコミュニケーションが可能となります。
2.外出先にも手軽に携帯できる小型サイズを実現
ヒューマノイドロボットとしては極めて小型のサイズ(身長約19.5cm)を実現。ポケットに入れたり、専用キャリングケース(別売)で首から下げて持ち歩いたり、鞄に入れて携帯できます。内蔵バッテリーで1日以上の使用が可能です※4。また、付属のイス型卓上ホルダーやACアダプターで充電できます。
3. 電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能のほか、写真や動画などを投影できるプロジェクターを搭載
ロボホンは本体で電話をかけたり、受けたりできます。ハンズフリー通話も可能で、ハンズフリー通話中は、相手の声に合わせて『ロボホン』が動きます。また、専用のメールアドレスで、メッセージの送受信が可能。送信メッセージを音声で入力したり、着信メッセージを読み上げたりすることもできます。さらに、届いたメールの内容に合わせて「ロボホン」が動きます。
「写真を撮って」と声を掛けると、顔を見つけて自動で撮影します。写真だけでなく、動画も撮影できるほか、頭部に内蔵した高画質のレーザープロジェクターで、写真や動画などを壁や机などに投影できます。電話帳に登録している人の顔を「ロボホン」が見つけると、名前を呼びかけて写真を撮ってくれる「パーティーモード」や、旅先などで立ち止った時に、風景を自動で撮影してくれる「散策モード」を搭載しています。
4.専用アプリケーションのダウンロードにより、利用できる機能やサービスの追加が可能
「リマインダ」「アラーム」「検索」「音楽・動画」「天気」「ニュース」など、よく使うアプリケーションやサービスを内蔵。今後、専用アプリケーションを『ロボホン』公式サイトのマイページからダウンロードすることで、新たな機能やサービスが追加していくとのこと。
【URL】
シャープニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160414-a.html