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冷蔵庫
2018/8/30 18:00

【2019年版】日立の冷蔵庫「真空チルド」おすすめ3モデルを徹底比較!家電のプロが解説

日立の冷蔵庫 おすすめその2 中位モデル

「スポット冷蔵」を搭載した2017年発売モデル

XGシリーズ

R-XG5100H

実売価格15万6800円

「真空チルド」冷蔵庫の2017年発売モデル。大型アルミトレイで素早く冷凍する「デリシャス冷凍」、炭酸ガスの濃度を高めて野菜を眠らせるように保存する「新鮮スリープ野菜室」、メインの「真空チルド」といった機能は、先述の上位機種R-HW52Jと同等です。一方、「冷蔵庫独立冷却システム」は未搭載で、省エネ性に関してはわずかに低くなっています。冷蔵室を約2℃にする低温冷蔵は3段目と4段目限定の「スポット冷蔵」。作り置きした料理や総菜などの鮮度を低温でしっかり保ちます。

※製氷室の容量含む

↑冷凍室3段ケースの最上段にあるデリシャス冷凍のイメージ。大型アルミトレイで食材の熱を素早く奪って冷凍し、肉や魚の旨み成分の流出を防ぎます(画像出典:日立公式サイト)

 

XGシリーズ 戸井田さんのレコメンド

冷却システムは従来型でも、機能性は十分

「HWシリーズと比べて、このXGシリーズは冷却システムがひとつ前の従来型になっています。それ以外は、機能面で大きな違いはありません。冷却器につく霜を利用して冷やす独自の技術『フロストリサイクル冷却』で霜取りの時間を短縮し、消費電力を低減しています。

 

冷蔵室の3・4段目が『低温冷蔵スペース』になっていて、通常の冷蔵室よりも温度が低い約2℃に設定することができます。また、専用のセンサーにより、右棚部分は温度により自動で風量を調整する『オート急冷却スペース』に。カレーやシチューなど温かいままの鍋を入れても、まわりの食品への影響を最小限にしてくれるので、冷めるまで待たなくていいのが便利です。製氷皿が取り外して洗える仕様で、清潔性が維持しやすいのもポイントですね」(戸井田さん)

↑「スポット冷蔵」を採用し、冷蔵庫の3、4段目は「冷却モード」ボタンで、通常より低い温度に設定できます(画像出典:日立公式サイト)
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