家電
2018/9/23 19:35

ダイソン新作がヘルシー路線を強化!? 「光を読むライト」と「空気を読むファンヒーター」のやさしい機能

ダイソンが都内で新製品発表会を開催。新製品として「Dyson Pure Hot+Cool 空気清浄ファンヒーター」と、「Dyson Lightcycle タスクライト」の2製品を発表したほか、なんと23.75カラットの金箔が施された「Dyson Sypersonic ヘアードライヤー」も新カラーとして紹介されました。

↑新製品2機種を発表。中央はダイソン CEO ジム・ローウェン氏

 

夏は扇風機、冬はファンヒーターとして使えるアイテムの新モデル

Dyson Pure Hot+Cool 空気清浄ファンヒーター

 

Dyson Pure Hot+Cool 空気清浄ファンヒーターは、部屋の空気を清浄しながら、冬はファンヒーター、夏は扇風機として使える製品の新モデル。LCDディスプレイを備え、Dyson Linkアプリ対応で、検知、清浄、循環、温風の4つの機能を持ち、コンクリート住宅10畳/5畳、木造住宅6畳/4畳に対応。本体サイズは764×248×248mmで、重さは5.70kg。カラーバリエーションはホワイト/シルバーと、アイアン/ブルーの2色。2018年10月17日発売予定で、価格はオープン価格となっています。

↑本体下部から空気を吸引し、独自の技術「エアーマルチプライアー」で、ループ(輪)から空気を遠くまで届けます。中央にはLCDディスプレイを搭載

 

↑内部構造。中央に高効率のブラシレスDCモーターを搭載。上部のループ周囲には、空気を温めるPTCセラミックプレートを搭載しています

 

フィルターの素材を増量し、PM0.1レベルの微細粒子も99.95%除去

空気清浄フィルターとしては、2018年4月に発表されたDyson Pure Coolのフィルターと同じものが採用されており、涼しい風が不要な季節は背面から排気できる「ディフューズモード」も装備。機能面では2018年4月に発売された空気清浄ファンヒーター「Dyson Pure Cool」に温風機能がついたコンパクト版と考えればいいでしょう。

↑活性炭フィルター(左)と360°グラスHEPAフィルター(右)

 

本体のLCDディスプレイは、室内の空気の状態を可視化します。センサーが部屋の汚染物質を検知すると、PM2.5/PM10/VOC(揮発性有機化合物)/NO2(二酸化窒素)のうち、何を検知したのかリアルタイムに表示。同時に温度、湿度センサーが室内の温度と湿度を計測して表示します。空気清浄用のフィルターは、前モデルと比べてHEPA材を60%増量したほか、活性炭フィルターの活性炭の量も3倍に。PM0.1レベルの微細粒子を99.95%除去することが可能で、ホルムアルデヒドなどの有害なガスや花粉などのアレル物質、ニオイなどを取り除きます。

↑部屋の空気を可視化するLCDディスプレイ

 

Dyson Link アプリでは室内外の空気がモニターできる

温風は設定温度になったら自動的に停止。室温が低下すれば自動的に再始動するなど、ムダなく自動的に部屋を暖めます。また、45°から最大350°の首振り機能や15分から9時間までのタイマーも備えています。

↑コンパクトなリモコン。右下から2番目が背面から排気できる「ディフューズドモード」のボタン

 

Dyson Link アプリでは、室外の空気状況をモニターしながら、室内も同時にチェック。外出先からリモコンとして本機をコントロールすることもできます。また、フィルターの状態や交換タイミングも確認できます。

↑Dyson Linkアプリ

 

サイズはコンパクトになりながら、温風機能がついた最新のオールオンワンモデル特に日本のワンルームにはぴったりな製品といえそうです。1年中利用できるのもうれしいですね。

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