本稿は2018年の家電をプロに振り返ってもらう連載企画の第4弾。今回は、家電ライター田中真紀子さんにお願いし、2018年で、もっとも印象に残った美容家電を挙げてもらいました。「こんな美容家電を待っていた!」「今後、欠かせないアイテムになりそう」など絶賛の言葉で語られた3アイテム、以下でご紹介していきましょう!
【ガイドしてくれるのはこの人!】
家電ライター 田中真紀子
雑誌、ウェブなどで執筆。検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評があります。美容家電に精通し、レビュー記事も多数執筆。
その1
独自EMSで肌の悩みにアプローチ
ヤーマン
メディリフト EP-14BB
実売価格2万7000円
医学的な見地に基づいて開発されたウェアラブル美顔器。肌に優しいメディカルシリコーンを採用したフェイシャルマスクで肌を上へと引き上げながら、独自波形のEMSで表情筋を刺激します。積極的に動かすべき筋肉には、2.5 – 17Hzの低周波「トレーニングEMS」で刺激して動かし、休ませるべき筋肉には20 – 100Hzの低周波「リリースEMS」で心地よく刺激。これらを組み合わせた10分間のモードを3つ搭載し、肌悩みにアプローチします。コントローラーを外せばマスクは水洗いが可能。
【田中さんのオススメコメント】
究極の”ながら美容“ができるのがうれしい!
「まさに、こんな美容家電を待っていた! 装着したらハンズフリーで、EMSが表情筋を刺激してくれるので、その間に家事や仕事ができちゃう究極の “ながら美容”家電です。緩んできたフェイスラインが気になる世代にオススメ!」
その2
ラジオ波が肌の奥まで届いてたるみを引き締める
コスビューティー
RF美顔器 ラディアンス
実売価格4万8384円
IPL光美容器などを主力商品とする中国のグローバル美容機器メーカーが開発したアイテム。ラジオ波を肌の奥まで届けることで、肌の引き締め効果が期待できます。TPRF(Thorough Penetration Radio Frequency)という技術を採用し、多数の電極によって広い範囲で熱を発生させます。ヘッドのセンサーで、本体のエネルギー出力を自動で調整することにより、肌に最適なラジオ波を照射。専用ジェルは、目的や肌の状態に合わせて使い分けられる3 タイプを用意しています。
【田中さんのオススメコメント】
肌の内側が元気になってくる
「肌にハリをもたらすとして人気のRF美容器の中でも、パワーが格段に違うな、と感じました。肌のより奥深く、より広範囲に熱エネルギーを届けてくれるので、肌の内側が元気になってくる感じ。肌の状態に合わせてパワーを最適化する技術もスゴイ!」
その3
過度の熱を与えず風の力だけでカールを作る
ダイソン
Dyson Airwrap スタイラー Volume+Shape
実売価格5万9800円
濡れた髪を乾かしながらカールを作れるヘアスタイラー。空気力学における「コアンダ効果」を利用して髪をカーラーに引き寄せ、低温の温風を当てることでカールを作ります。毎分最大11万回の回転を誇る小型でパワフルな「ダイソン デジタルモーター V9」によってコアンダ効果を発生させるとともに、毎秒40回以上、温度を測定して制御する「インテリジェント ・ヒートコントロール機能」を搭載。熱によって髪が傷むのを防ぎます。
【田中さんのオススメコメント】
巻き髪派に欠かせない存在になりそう
「髪が勝手に吸いついて巻きつき、きれいな巻き髪を作ってくれる。しかも髪を傷めにくいなんて、さすがはダイソン! 長年ヘアアイロンを愛用し、『髪の傷みは仕方がない』と諦めていた巻き髪派の私にとって欠かせない存在になりそうです」