リモコンの感度の良さと音声入力のレベルに驚く
ここで、いったん操作性に目を向けてみましょう。ひとつ感心したのが、リモコンの感度が良いことです。ボタンの押し心地が軽いので大丈夫かな? と思うのですが、だいたい一発で電源が入ります。また、リモコンには音声入力機能も付いていて、音声認識のレベルも高いのが便利。試しに、シンガーソングライターの米津玄師さんが、本機の名前によく似た「ポッピンアパシー」というMV(ミュージックビデオ)をYouTubeにアップしているので、これを検索してみましょう。リモコンのマイクボタンを押しつつ、「YouTubeで米津玄師でポッピンアパシー」とリモコンに話しかけると、自動的にYouTubeが起動。当該のMVが表示されました。おお、これは便利!
このほか「Googleで●●選手の身長」「今日の天気は?」など、調べたいことを音声で入力・表示できますし、「ライトをつけて」とか「電源オフ」などの操作も認識して対応してくれます。ただし、ときどきしゃべろうとして大きく息を吸い込むと、それを認識してしまうことに注意(「はぁ」と認識)。裏を返せば、それだけ感度がいいということですね。
リモコンが使いやすい反面、スマホアプリでの操作はあまり実用的ではありません。アプリには、カーソルなどリモコンの機能を画面で表示するだけ。画面をタッチしてホーム画面のアプリを直接操作できたらすごく便利だと思うのですが……(それもまたアップデートに期待しましょう)。アプリを使うときといえば、画像を本体にアップするときくらいでしょうか。
なお、スマホから本体にアップした画像は「フォトメモリーズ」で再生できます。こちらはアップされた画像が自動で切り替わるコンテンツで、映写する画像を自分でコントロールできないのが惜しい点。スマホで選んだ画像をそのまま表示できたらな……。