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2019/2/21 19:00

今度の最上位ルンバは「いつ、どの部屋を掃除するか」指定できる! 新登場「i7」革新ポイントをチェック

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」のフラッグシップモデル「ルンバi7」を2月22日(金)に発売します。実売予想価格は9万9880円(税抜)。またクリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属する「ルンバi7+」は3月8日(金)に発売します。実売予想価格は12万9880円(税抜)。

↑ルンバi7。上部のカメラでフロアを撮影し、部屋の隅などの目印を見つけることでマップを作成します

 

ルンバi

 

「Imprintスマートマッピング」で「いつ、どの部屋を掃除するか」指定できる

ルンバi7は従来の最上位機種「ルンバ980」に代わるモデルで、制御プログラムには新技術の「iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション」採用。その大きなポイントとなるのが「Imprintスマートマッピング」です。こちらは、カメラとフロアトラッキングセンサーの情報をもとに、部屋の間取りや家具の配置を学習して記憶・認識する機能。1階と2階の区別も可能なうえ、最大10の異なるフロアマップ(間取り図)を作成・記憶するとともに、ルンバ自身の正確な位置情報も把握するので、的確に部屋から部屋へと移動し、各部屋で最適なパターンで掃除できます。

 

また、各部屋は「キッチン」「リビング」などそれぞれ名前をつけて管理でき、曜日ごとに清掃する部屋や時間を設定するなど、清掃スケジュールを自在に設定することが可能。さらに、ひとつの部屋をアプリ上で区切り、特定のエリアのみ掃除するよう指示することもできます。

↑ルンバi7は最大10の間取りを作成します。2階建てや3階建ての家でもフロアごとの間取りを記憶。マップの確認は専用アプリで行います

 

最上位機種ルンバi7+には自動ゴミ収集機「クリーンベース」が付属

↑クリーンベースが付属するルンバi7+

 

ルンバi7+

 

さらに、ルンバi7+には、充電ステーションを兼ねたクリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属。クリーンベースは掃除が完了するとルンバ本体のダスト容器のゴミを吸い取り、クリーンベース内の密閉された紙パックにゴミを自動で排出。ゴミやホコリが空気中に逃げることがないよう密閉します。なお、紙パックにはダスト容器の30杯ぶんのゴミが入るので、数週間以上はゴミ捨てを気にする必要はありません。また、紙パックはカンタンに引き出して交換ができるため、手を汚すことなく、ホコリが舞い散ることもありません。

↑本体が帰還すると、ダスト容器のゴミをグリーンベース内の紙パックに自動排出します

 

↑紙パック式でゴミの回収もカンタン

 

ゴミ除去性能も優秀で、水洗いできるダスト容器も採用

また、独自技術によるゴミの除去力も健在。クリーニングシステム「AeroForce(エアロフォース)3段階クリーニングシステム」も搭載し、ゴミを浮かせてパワフルに吸引するほか、吸引力が10倍にアップしたパワーリフト吸引で大きなゴミはもちろん、ペットの毛まで逃さず確実にキレイにします。ブラシには2本が別々の動きをするゴム製のデュアルアクションブラシを採用。1本目のブラシがゴミを浮き上がらせてかき出し、2本目のブラシが逆回転することで、ゴミを確実に取り除きます。

↑ゴミを確実に取り除くデュアルアクションブラシ

 

さらに、ルンバi7はWi-Fiに対応しており、専用アプリを介したスマートフォンの操作で外出先からルンバの清掃を開始できます。GoogleアシスタントやAmazon Alexaを使い、「リビングを掃除して」など、話しかけるだけで特定の部屋を掃除できるのも便利。昨年10月に先行発売されたスタンダードモデル「ルンバe5」に初搭載され、好評を得た丸ごと水洗いできるダスト容器の採用もうれしいポイントです。

↑ダスト容器が水洗いできるのもポイント

 

制御プログラムを改良し、「部屋を認識して管理できる」という大きな進化を果たしたルンバi7。自動ゴミ収集機の追加を含め、同ブランドの新たなフラッグシップとして、実力を見せつける内容となっています。新生活はぜひこのモデルと迎えたい……そんな人が増えるのは間違いないでしょう。