《操作性》
ヘッドと本体のバランスはよく使いやすいが、ヘッドの可動性はいまひとつ
RM-LX10Dは重さが約240gとやや重め。ただ、ヘッドと本体のバランスは良く、グリップもすっぽり収まって操作しやすく、使っていて疲れることもありませんでした。グリップはラバー製ながらツルツルした感触。ここに凹凸などをつけて滑りにくくすると、ホールド感がよりアップするように思います。
ヘッドの動きに関しては、前後・左右・上下に動くものの、可動範囲がなかり狭く、動きも硬いです。肌にヘッドを当てる角度は、ユーザーが意識しながらシェービングする必要があると感じました。
ただ、ヘッドがラウンド形状なのは、肌に触れる面積がやや減る一方、縦方向ならどんな角度で肌に当てても同じ面積が肌に当たり、安定してヒゲが剃れてメリットです。
電源ボタンは、一度押すと運転スタート。もう一度押すと運転終了し、ヘッド内蔵のLEDが点灯します(通常は20分間点灯)。さらにもう一度押すとLEDランプが消灯。つまり、運転を一度止めてからまたすぐにシェービングを続けようとする場合、電源ボタンを2度押す必要があり、その点はやや煩わしいです。
充電時間は1.5時間。フル充電状態で、1日1回3分のシェービングが約21日間行えます。充電残量表示は10%から100%(FULL)まで10%刻みで表示。90%が長く続いたあと、89%や88%とならずにいきなり80%になったときは「あれ?」と思いましたが、実際使うぶんにはまず問題ないでしょう。