アウトドアシーンが盛り上がっている今日このごろ、野外で味わう料理や飲み物って格別ですよね。コーヒー好きなら豆や器具を持参することもあるでしょう。そんなツウの物欲を刺激するアイテムが7月9日に登場しました。HARIOの「スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー」です。
これさえあれば、どこででも電動で豆が挽けるというすぐれもの。本稿では本機のディテールや使い方、購入方法などを詳しくレポートしていきます。
世界のHARIOが贈る、どこでもOKの豆挽き体験
大きな特徴は、ハンディサイズでコンパクトなこと。リチウムイオン蓄電池式となっており、手動では約2分かかっていた豆挽きを50秒程度で、ワンプッシュで実現してくれます。また、うっかり電池が切れていても安心。手挽きにも対応しています。
メーカーが、1921年創業の国内老舗HARIOであることもポイントです。同社は、理化学医療用ガラス器具の製造から始まり、1957年にブランド名をガラスの王様を意味する「HARIO」に変更。その技術を応用したコーヒー器具を発売開始し、いまでは国内外のトップバリスタが愛用する世界標準ブランドとして広がり、サードウェーブコーヒーを牽引する存在としても知られています。
コーヒーミルの特徴のひとつが、粉の粗さを変えられること。コンパクトながら本機でも機能が備わっており、ミルのダイヤルを回すことで調整できます。
クラウドファンディングでプロジェクト開催中
スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダーは、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake(マクアケ)」で先行販売され、いま購入すると9月~10月上旬以降に発送予定。
一般での販売価格は1万3824円。発売は10月中旬以降の予定となっていますが、Makuakeでは特別価格となる22%オフの1万800円~買うことができ、粕谷バリスタ選定のスペシャルティコーヒー豆が200g付いてくるなどの特典も。
HARIO取締役本部長の倉永さんによると、静音かつ豆を弾かない低速回転で、強すぎず手で挽くような力を実現することや、コンパクト化などが難しく、開発スタートから製品化まで約5年の歳月がかかったそうです。
冒頭ではアウトドアと述べましたが、職場や自宅でももちろん便利。コンパクトさを求める人には重宝しそうです。また、ホームパーティなどでコーヒーをふるまいたい人にもうってつけでしょう。Makuakeのプロジェクトは2019年8月29日までなので、コーヒーミルを探している人はぜひチェックを!
HARIO
スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー
●サイズ:36mm角×高さ180mm●重さ:約307.5g●容量:約24g(コーヒー2杯分)●フル充電時間:約3時間●フル充電時使用回数:20g/約60秒のサイクルで約25回使用●連続使用時間:約2分●電池:リチウムイオン蓄電池 3.7V 2200mAh×1●入力:DC5V:1A●セット内容:EMSG-2本体・ホルダー・充電用USBケーブル×1本●材質/本体:ABS樹脂/充電ジャックフタ:シリコーンゴム/ソケット:スチール/シール:PET樹脂/グラインダー専用ホルダー:メタクリル樹脂