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掃除機
2019/7/25 18:30

「積年の床の汚れ」が楽しく落ちた! 欧州で爆売れしたクリーナーの日本版「ケルヒャー FC 3d」が画期的

蓄積した皮脂汚れがバッチリ落ちる

日本人は裸足文化のため、フローリングには知らず知らずのうちに皮脂汚れが蓄積していきます。それが黒ずみとなって見栄えを悪くするだけでなく、ダニ・カビ・雑菌が繁殖する原因にもなります。花粉などの目に見えないハウスダストや外から入り込んでくる排気ガスなどもフローリングに蓄積していくので、できれば頻繁に床拭き掃除はしたいところ。でも、雑巾がけは面倒だし体勢もキツイ。ウエットシートではうまく力が入らないし、広範囲を掃除すると疲れてしまう……。その点、FC 3dは充電式なので家中どこでも水拭きができ、1回の充電で約36畳相当(約60平方メートル)が掃除できるので、3LDK程度なら1回で家中がキレイに掃除できます。

↑見た目は何もないフローリングも、ブラックライトを当てると手のひらの皮脂がべったりついているのがわかります

 

↑水滴が若干残っていますが、FC 3dを一往復するだけで皮脂汚れはキレイに取れました

 

↑スティックを横にひねれば高さを抑えることができるので、ソファーの下など狭い空間も掃除できます

 

なお充電時間は約4時間、1回の充電で約20分間連続使用可能。フローリングだけでなく玄関などのハードフロアでも利用できます。ローラーは2本×2セット付属するので、フローリングとハードフロアで使い分けることも可能です。

↑充電は本体裏側のジャックに電源ケーブルを直接接続します

 

↑満充電になるとインジケーターでお知らせ

 

自宅で使って皮脂汚れが実際に落ちるかチェック!

発売前に短期間ですが実機を借りることができたので、自宅でも使ってみました。わが家では床掃除はフローリングワイパーをメインに使っています。ただ、食べ物をこぼしたとか、その時々に気になった箇所だけをウエットシートで拭くだけなので、結構あちこちに皮脂汚れがこびりついています。

 

リビングの中央はもっとも人が通る場所なので皮脂による黒ずみが沈着していましたが、FC 3dを1回往復するだけで黒ずみがとれました。庭へと続く掃出し窓も人の出入りが多く、外からのホコリの侵入もあるのでかなり黒ずんでいますが、こちらも1回の往復でこびりついた黒ずみをある程度取ることができました。

↑リビングの黒ずみがすっきり

 

↑芯棒が中心にあるためヘッドの幅いっぱいまで掃除できるので、汚れがたまりがちな壁際や窓際もきれいにできます

 

↑リビングに置いてある猫の餌まわりは特に汚れがひどい(左)。でも、洗剤を入れて数回往復するとかなりキレイになりました(右)

 

汚れがひどいときは専用洗剤を使用するのがベター

なお、汚れがひどい時には専用洗浄剤をタンクの中にキャップ1杯だけ入れます。今回は欧州で販売されている専用洗剤を使用しましたが、近く、日本の床質に合った専用洗剤の発売を予定しています。

 

キッチンも油や食材のカスを踏みしめたことでかなり汚れていましたが、こちらは専用洗剤を入れて1-2回往復しただけできれいになりました。

↑キャップ1杯の専用洗剤を使用

 

↑本機を使用する前のキッチンの床(左)と使用後の床(右)

 

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