パナソニックは、無線LAN対応でアプリと連携するスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS2600」を10月21日より発売します。実売予想価格は18万円前後。
アプリとの連携で毎日のレシピを提案してくれる
同社は、料理に関する困りごとの上位に「夕食や昼食の献立を考えること」「料理のレパートリーの少なさ」が挙げられていることに着目。日々の献立に役立つ新しいメニュー提案や機器の使いこなし促進といった、食事づくり全体でのサポートが必要と考えました。
本製品は、こうした背景を受けて開発されたもの。本体を無線LANに接続し、新しい食のプラットフォームアプリ「キッチンポケット」と連携する事で、「献立」や「機器の使いこなし」、さらには「料理の下ごしらえ」をサポートし、食事づくり全体でお役立ちできるサービスを提供します。アプリには本製品で調理できるその日のおすすめメニューや1週間分の献立が表示。お好みのメニューはアプリから送信することで機器本体に保存でき、購入後も新しいメニューを増やせすことができます。
またアプリのユーザー同士で、レシピや機器の使い方のお悩み解決といった情報交換ができ、購入後の機器の使いこなしを促進します。今後アプリは随時アップデートされ、ユーザーの好みにあわせたメニュー提案や、社外連携を通じたサービスも充実させるとのこと。
9月25日に行われた本製品の体験会では、実際にアプリを使って調理された料理が振る舞われました。なかでも衝撃だったのが「鶏肉のバスク風」。こちらはビストロが得意とする「ワンボウルメニュー」で、カットした鶏肉やトマトの水煮、たまねぎといった食材と調味料を耐熱ボウルに入れ、ビストロで調理するだけ。たったそれだけで、ジューシーでコク深い一皿に仕上がっていました。
今後、アプリでは新メニューも随時アップされていくとのこと。また、食材宅配サービス「ヨシケイ」と連携し、ビストロ専用のミールキットを開発。アプリを通じて10月から注文できるといいます。
精度の高いセンサーや大火力ヒーターをはじめ、ハード面では定評があったビストロ。今回、アプリとの連携によってソフト面が充実し、まさにスキなしといった印象です。特に献立決めや食材の調達に悩んでいた方には、見逃せないモデルとなりそうですね。