最近はハンガーにかけたままでもアイロンをかけられる衣類スチーマーが人気。なかでも、スチームとプレスの1台2役になるアイテムに注目が集まっています。そんななか、東芝ホームテクノは同社のアイロン「La・coo S」(ラクーエス)シリーズの新モデルとして、使いやすさ重視のコードレス(兼コード付き)タイプ「TAS-X5」としっかりケアしたいコード付きタイプ「TAS-V5」の2モデルを発表しました。TAS-X5は11月初旬発売で、実売予想価格は税抜1万5000円前後。TAS-V5は11月中旬発売予定で、実売予想価格は税抜1万3000円です。
コードレスでスチームが1分30秒持続する「TAS-X5」
一般的なプレスアイロンはコードレスタイプが多いのにもかかわらず、「手軽さ」を売りにしている衣類スチーマーはコード付きタイプがほとんど。そんななか、昨年、業界で初めてコードレスタイプを導入したのが東芝のTAS-X4です。もちろん今回発表されたTAS-X5もコードレスで使える衣類スチーマー。うれしいのが、コードレスだけではなくコードがついた状態でも使える2wayタイプであること。朝の忙しいときなどにササッと使いたいときはコードレス、複数の衣類をじっくりシワ取りしたい場合はコード付き、といった使い方が選べるようになっています。
コードレスタイプというとパワー不足が気になりますが、スチーム量は最大約12mL/分と一般的な量。パワフルタイプとはいえませんが、シャツのシワ取りなどには十分なパワーです。水タンクの容量は役65mLで、コードがついた状態なら最長約7分10秒スチームアイロンが利用できます。
コード付き「TAS-V5」はスチーム量が多く「瞬間3倍ショット」を搭載
衣類スチーマーのパワーを重視するなら、TAS-V5がオススメです。こちらはコードレスにはなりませんがTAS-V5だけの「瞬間3倍ショット」機能を搭載。瞬間3倍ショットは約2秒間通常のスチーム量の3倍のスチームを噴出する機能で、一般的なスチームだととれにくい深いシワのケアに便利です。
また、通常時のスチーム量も最大約15mL/分とTAS-X5より少しパワフル。さらに水タンク容量も約110mLと大きめなので、スチームの連続持続時間も10分間とより長く使用することができます。
かけ面に滑りのよいコーティングを施し、プレスアイロンとして利用も可能
TAS-X5とTAS-V5の両製品ともに、衣類スチーマーとしてだけではなくプレスアイロンとしても利用可能です。かけ面には滑りのよいニッケルコートを採用しており、使用してみるとスルスルと軽い力でアイロンが衣類の上を滑るように動きます。また、プレス面は先がとがった形状をしており、ボタン周りなどの細かなシワも伸ばしやすいようになっています。
アイロンがけはトイレ掃除と並んで、常に主婦が「やりたくない家事」のトップにあげられる家事です。ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる衣類スチーマーは、そんな面倒くさがりユーザーの救世主ともいえる製品。コードレスモデルのTAS-X5なら、さらに手軽な衣類ケアが可能です。また、衣類スチーマーはシワを伸ばすだけではなく、蒸気を使うことで除菌や除臭効果も期待できるのもうれしいポイント。冬はセーターやコートなど頻繁に洗えない衣類が多くなる季節なので、この機会に衣類スチーマーを導入して、ケアするのもオススメです。
コードレススティッククリーナーの新モデルはスリム化・軽量化を実現
東芝の人気コードレススティッククリーナー「TORNEO V cordless」(トルネオ ヴイ コードレス)シリーズの新モデル「VC-CL1600」(実売予想価格6万5000円・税抜)と「VC-CL600」(実売予想価格5万5000円・税抜)も発表されました。こちらは従来モデルよりも本体の体積が約15%スリム化し、軽量化も実現。さらに、運転制御の見直しにより、標準モードでの連続運転時間が30分と従来よりも長くなりました。発売は12月を予定しています。
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