家電
衣類ケア
2019/11/19 18:30

コード「レス」と「付き」が選べる衣類スチーマーが意外に便利。「急ぎで1枚」も「まとめてじっくり」も両方行ける!

最近はハンガーにかけたままでもアイロンをかけられる衣類スチーマーが人気。なかでも、スチームとプレスの1台2役になるアイテムに注目が集まっています。そんななか、東芝ホームテクノは同社のアイロン「La・coo S」(ラクーエス)シリーズの新モデルとして、使いやすさ重視のコードレス(兼コード付き)タイプ「TAS-X5」としっかりケアしたいコード付きタイプ「TAS-V5」の2モデルを発表しました。TAS-X5は11月初旬発売で、実売予想価格は税抜1万5000円前後。TAS-V5は11月中旬発売予定で、実売予想価格は税抜1万3000円です。

↑コードつきでもコードレスにも使える衣類スチーマー「TAS-X5」

 

↑La・coo Sシリーズ衣類スチーマーの新モデルがズラリ。左から「TAS-X5」のローズレッドとゴールド、「TAS-V5」サテンゴールドブラックとローズゴールドホワイト。「TAS-X5」のサイズは約幅179×奥行き71×高さ137mm、重量はコードレス時で約0.71kg。「TAS-V5」は約幅170×奥行き70×高さ132mm、本体重量約0.69kg

 

コードレスでスチームが1分30秒持続する「TAS-X5」

一般的なプレスアイロンはコードレスタイプが多いのにもかかわらず、「手軽さ」を売りにしている衣類スチーマーはコード付きタイプがほとんど。そんななか、昨年、業界で初めてコードレスタイプを導入したのが東芝のTAS-X4です。もちろん今回発表されたTAS-X5もコードレスで使える衣類スチーマー。うれしいのが、コードレスだけではなくコードがついた状態でも使える2wayタイプであること。朝の忙しいときなどにササッと使いたいときはコードレス、複数の衣類をじっくりシワ取りしたい場合はコード付き、といった使い方が選べるようになっています。

↑コードがある状態

 

↑コード部分を外せば、コードレスタイプの衣類スチーマーとして利用できます。スチームの持続時間はコードレス時で最長約1分30秒

 

コードレスタイプというとパワー不足が気になりますが、スチーム量は最大約12mL/分と一般的な量。パワフルタイプとはいえませんが、シャツのシワ取りなどには十分なパワーです。水タンクの容量は役65mLで、コードがついた状態なら最長約7分10秒スチームアイロンが利用できます。

↑シャツをハンガーにかけたまま、スチーマーをスーッと衣類表面を移動させるだけ。コードレスなのでとにかく取り扱いがカンタンです

 

↑シャツ右側だけ20秒ほど衣類スチーマーをかけたところ、かなりシワが伸びているのがわかりました

 

コード付き「TAS-V5」はスチーム量が多く「瞬間3倍ショット」を搭載

衣類スチーマーのパワーを重視するなら、TAS-V5がオススメです。こちらはコードレスにはなりませんがTAS-V5だけの「瞬間3倍ショット」機能を搭載。瞬間3倍ショットは約2秒間通常のスチーム量の3倍のスチームを噴出する機能で、一般的なスチームだととれにくい深いシワのケアに便利です。

 

また、通常時のスチーム量も最大約15mL/分とTAS-X5より少しパワフル。さらに水タンク容量も約110mLと大きめなので、スチームの連続持続時間も10分間とより長く使用することができます。

↑TAS-V5を手に持ったところ。コードレスタイプより本体とコードの接続部分がすっきりしたデザインです

 

↑TAS-V5で「瞬間3倍ショット」を使用したときのスチーム。大量のスチームが勢いよく吹き出しているのがわかります

かけ面に滑りのよいコーティングを施し、プレスアイロンとして利用も可能

TAS-X5とTAS-V5の両製品ともに、衣類スチーマーとしてだけではなくプレスアイロンとしても利用可能です。かけ面には滑りのよいニッケルコートを採用しており、使用してみるとスルスルと軽い力でアイロンが衣類の上を滑るように動きます。また、プレス面は先がとがった形状をしており、ボタン周りなどの細かなシワも伸ばしやすいようになっています。

↑昨年モデルの「TAS-X4」(写真左)とTAS-X5(写真右)、かけ面のコーティングをニッケルコートにすることで、より滑らかにアイロンがかけられるようになりました

 

アイロンがけはトイレ掃除と並んで、常に主婦が「やりたくない家事」のトップにあげられる家事です。ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる衣類スチーマーは、そんな面倒くさがりユーザーの救世主ともいえる製品。コードレスモデルのTAS-X5なら、さらに手軽な衣類ケアが可能です。また、衣類スチーマーはシワを伸ばすだけではなく、蒸気を使うことで除菌や除臭効果も期待できるのもうれしいポイント。冬はセーターやコートなど頻繁に洗えない衣類が多くなる季節なので、この機会に衣類スチーマーを導入して、ケアするのもオススメです。

 

コードレススティッククリーナーの新モデルはスリム化・軽量化を実現

東芝の人気コードレススティッククリーナー「TORNEO V cordless」(トルネオ ヴイ コードレス)シリーズの新モデル「VC-CL1600」(実売予想価格6万5000円・税抜)と「VC-CL600」(実売予想価格5万5000円・税抜)も発表されました。こちらは従来モデルよりも本体の体積が約15%スリム化し、軽量化も実現。さらに、運転制御の見直しにより、標準モードでの連続運転時間が30分と従来よりも長くなりました。発売は12月を予定しています。

↑従来モデルよりスリムかつ軽量化したVC-CL1600。本体サイズは幅266×奥行き210×高さ1060mm。標準質量は1.8kg。VC-CL600は付属品のふとん用ブラシや丸ブラシを省略しています

 

↑TORNEO V cordlessの特徴のひとつがフィルターレス構造のサイクロンシステム。フィルターがないのでメンテナンスが簡単です

 

↑強い気流で集じんしたゴミを圧縮するので捨てるときにホコリが舞い散りにくいのも特徴のひとつ

 

↑床上6.5cmの隙間に入り込む「床ピタ設計」や、ヘッドのカバーが簡単に外れてメンテナンスしやすいブラシなど、使い勝手の良さも健在です

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】