加湿中も空気清浄機能が落ちないのが特徴
加湿機能にもこだわりがあります。一般的に加湿機能付き空気清浄機は、加湿機能を同時に使うと、空気清浄機能が落ちる傾向にあります。しかし「うるさら」は、空気清浄機能単独でも、加湿機能を併用しても、運用床面積は31畳と変わらないのが特徴。また加湿器の内部で細菌が繁殖すると、そのまま空気に菌が放出される可能性がありますが、先述の「ストリーマ」が除菌・抑制してくれるので安心です。
加えて、パワフルに除湿するコンプレッサー式の除湿機能も搭載。部屋の温度に合わせて自動で湿度をコントロールする「全自動しつどコントロール」(おまかせ運転)という唯一無二の機能を実現しています。
本体は大きいが、思ったほど違和感はナシ
これだけ多機能なので、やはり本体はデカい(笑)。質量も23㎏と重く、自宅に届いた日はどうやって玄関からリビングに持っていこうか……と途方にくれましたが、なんのことはなく、キャスターがついていたのでラクラク移動できました。また、落ち着いたブラウンのカラーリングによってインテリアになじみやすく、思ったほどの違和感はナシ。
この「うるさら」は、アプリをダウンロードしてスマートフォンと連携することで、部屋の空気状況の確認や運転オン/オフ、タイマー設定などの操作ができます。さっそく連携してみると、本体に表示される温度や湿度、ホコリ、PM2.5、ニオイの状況などがスマートフォンでも確認できました。
自動できめ細かく加湿/除湿を切り替えてくれるのがうれしい
せっかくなので、とりあえず「おまかせ運転」で使い続けてみました。使ったのが3月だったので「加湿空清」か「空清」単独運転がメインかと思いきや、雨の日などは部屋の湿度がグッと上がり、ふと気づくと「除湿空清」になっていることも。この時期でも除湿機能が必要というのも意外な発見でした。使用期間中、加湿タンクの水が空になったり、除湿タンクの水がいっぱいになったりした点を見ても、きめ細かく運転を切り替えてくれたことがわかります。
またセンサーの感度も高く、窓を開けると「PM2.5」センサーが、料理を作れば「ニオイ」センサーが素早く感知し、吸引力をパワーアップしてくれました。