自宅にいる時間が長くなり、運動不足や食べ過ぎで体重が気になる人も多いのではないでしょうか? 例えば糖質制限はダイエットの一つとして有名ですが、やはりご飯やパンを食べないと満足感が得られません。そこで糖質制限ダイエッターが注目しているのが、糖質を大幅に抑えた「ブランパン」。今回は、糖質を87%オフと大幅に抑えたブランパンが焼けるツインバードのホームベーカリー「Take bran!ブランパンメーカー BM-EF36W」(実売価格1万4550円)を紹介します。
前モデルに比べ、パサつきを抑えて食べやすく改良
そもそもブランパンとは、小麦の外皮である「ふすま」(ブラン)を主原料としたパンのこと。小麦粉を使ったパンに比べ、大幅に糖質を抑えられるとして注目されています。ローソンなどでも販売されているので、口にしたこともがある人も多いのでは。ただ、ブランパンはクセがあるため、少々食べにくいという側面もあります。
ツインバードのブランパンメーカーの初代モデルは2017年に登場しましたが、「焼きたてのブランパンが自宅で食べられる」と話題になった一方、やはり独特な味わいとパサついた食感から食べにくいという声も多かったそう。私も以前、試してみましたが、最初は焼きたてながらではのおいしさを感じつつ、徐々にのどを通らなくなっていったのを覚えています。
そこで水分量や制御を変えるなどの改良を重ねることで、気泡が少なくなめらかな口当たりに改良したというのが、今年2月に発売された新モデル「Take bran!ブランパンメーカーBM-EF36W」です。
専用のブランパンミックスを使い、2時間35~40分で完成
材料として使うのは、専用の「低糖質ブランパンミックス」。こちらは3斤分で1200円(税抜)なので、1斤あたり400円となり、なかなか高級なパンになります。卵を入れるのが一般的な食パンとは違いますが、材料を入れてボタンを押すだけ、という点では従来のホームベーカリーと同じ。
さっそく作っていきましょう。本機では食パンなら1斤か1.5斤を選べますが、ブランパンは1斤のみ。仕上がりまでにかかる時間は2時間35~40分と短めで、ブランパンの場合は予約タイマーは使えません。スタートボタンを押すと、練りから始まり、こね&寝かし→こね→一次発酵→成形→成形発酵と進み、いよいよ焼きの工程に。
通常はここでパン屋さんのようなえもいわれぬ香りが漂ってくるのですが、ブランパンの場合、パンらしい香りがしてこない(笑)。ところが、フタを開けて見てみると、おいしそうな色に焼きあがっていました。