家電
2020/10/15 19:00

タンク型&据置型なら賃貸住宅でもOK! 省スペースで高性能な「食洗機」最新モデルはどれだ?

家電ライターがおすすめする、
賃貸住宅でも使える「据え置き型」「タンク型」食洗機 5選

賃貸物件にビルトイン型の導入は、ほぼ無理と言っていいでしょう。そこで田中さんには、リフォーム工事不要で後付けできる据え置き型タイプ3モデルと、キッチン以外でも使えるタンク式2モデルを紹介していただきました。

 

据え置き型(卓上型)

キッチンの水道横スペースに置き、蛇口に分岐水栓を取り付けて使用します。原状復帰の必要がある賃貸住宅にも導入でき、キッチンのリフォーム工事も不要なので、手軽に導入したい人におすすめです。

 

・ナノイーXで庫内のニオイ抑制! 1日の食器をまとめて洗える

パナソニック
食器洗い乾燥機 NP-TZ300
実売価格 10万6700円前後(税込、設置費別)
サイズ:W550×D344×H598mm

国内の据え置き型食洗機の普及に大きく貢献しているパナソニック製の中でも、ハイスペックなタイプです。これから食洗機を使いこなしていきたい人にぴったり。「約50℃の水温と高圧水流で、食器の汚れと除菌をしてくれる『ストリーム除菌洗浄』を全コースに搭載。また、イオン『ナノイーX』の働きにより、洗う前の食器を入れておいてもニオイを抑制してくれます。熱に弱い食器を洗える『低温ソフト』コースもあるので、さまざまなシーンでストレスなく使えるでしょう。一度に約5人分の食器が洗えます」(家電ライター・田中真紀子さん、以下同)

 

・重なる食器のすみずみまでキレイに! ナイトモードで深夜も安心

AQUA
食器洗い機(送付乾燥機能付き)ADW-GM2

実売価格 5万5000円前後(税込、設置費別)
サイズ=W485×D390×H475mm

ガラス面から食器の洗浄シーンが見られる上に、スタイリッシュなデザインが目を引きます。「上段、中段、下段にあるノズルから高圧の水流が噴射されるので、汚れが残りにくく、初心者でも使いやすいタイプです。庫内には匂い移りが少ないステンレス素材を採用し、約72℃ですすぐ『高温すすぎモード』を使えば、油汚れがしっかり落とせて、除菌効果もアップします。乾燥機能は送風のみですが、高温すすぎ時の余熱で乾燥が進みますよ。運転音を抑えるナイトモードを使えば、夜間でも安心して使えます」

 

・洗浄コースで食器を除菌! コンパクトなのに機能は充分

パナソニック
食器洗い乾燥機 NP-TA4

実売価格 7万29000円前後(税込、設置費別)
サイズ=W550×D344×H598mm

幅が約35cmと充分スリムなデザインですが、「設置脚」を使えば、シンクまでの幅が26.8cmのスペースにも設置が可能です。「こちらのシリーズは省スペースに設置できる上に、直径26cmのフライパン、まな板、カレーなどがこびりついた鍋などもおさまる収納力が魅力です。3段階の汚れレベルに合わせた運転モードの切り替えや、約30分で乾燥まで終えられるスピーディコース、除菌効果のある『ストリーム除菌洗浄』など、日常使いには充分の機能を装備。パナソニック製を選びたいけれど、予算を抑えたいという人におすすめです」

 

タンク型

食洗機に内蔵されているタンクに入れた水を使って、洗浄するタイプ。そのため、コンセントのある場所ならば、キッチン以外でも使用できます。キッチンスペースに余裕がない場合におすすめです。

 

・手軽に導入できて洗浄&除菌効果にも満足!

サンコー
水道いらずのタンク式食洗機『ラクア』

定価:2万9800円前後(税込)
サイズ=W410×D410×H440mm

タンクに水を入れて使えるので設置工事なく、購入後すぐに使用できます。従来の据え置き型のように、キッチンの蛇口と直接つなぐ方法も可能な2WAYタイプ。「水道がない場所でも使えるので、キッチンスペースに置く場所がないときや、設置工事費を節約したい人、購入後すぐに使い始めたい人にオススメです。約3人分の食器が入り3万円以下というリーズナブルな価格設定で、高い洗浄力と温風乾燥を実現しているのは見逃せません。50℃のお湯で油汚れをしっかり落とし、熱風で除菌乾燥ができます」

 

・360度からの洗浄で汚れたお皿もピカピカに!

シロカ
食器洗い乾燥機

定価 5万4780円(税込)
サイズ=W420×D435×H435mm

タンク式と据え置き型の2WAYタイプなので、キッチンに置けるかどうかで、設置方法が選べます。除菌率99.9%(※)という除菌力でしっかりと汚れを落としてくれます。「360度回転するノズルが上下に付いているので、食器全体にまんべんなく高温の洗浄液が行き届きます。時間帯や洗う食器の量や質に合わせて、標準、念入り、おいそぎ、ソフトという4つのコースから選択可能。タイマー機能も搭載しているので、夜間の電気代がお得な時間帯に回したり、外出時に稼働させたりと、手洗いにはない選択肢が広がります」

※試験機関:一般財団法人日本食品分析センター /試験方法:寒天平板培養法(菌の種類1種)。食器の種類、形状、位置や汚れの程度などにより結果は異なります。

 

最新の据え置き型・タンク型の食洗機を紹介しましたが、やはり利便性・容量の大きさで勝るのはビルトインタイプ。新築住宅や分譲マンションの購入、キッチンのリフォームを検討している場合は選択可能です。では、ビルトインタイプのおすすめモデルとは?



提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

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