グリルプレートでジンギスカンを焼いてみる
ここからは実践編。まずは焼肉で吸煙ファンの循環吸引を試してみます。食材は、煙が出やすい味付きの肉や魚介などを用意しました。
↑手前の肉はタレにじっくり浸かったジンギスカン。ホタテやエビとともに北海道BBQスタイルで焼いていきます
焼く際には前述の「吸煙 入/切」ボタンを押すのですが、オンにするとファンが回り「フォーン」と音がします。これはなかなか近未来的な新感覚で、テンションが上がりますね。なお、ジュージューと焼いている音の方が大きいので、ファンの音はそこまで気になるレベルではありません。
↑焼いてみると、確かに煙がサイドのスリットに吸い込まれていくので、煙が立ち上り、家中に広がる気配はありません
味付きの肉は、タレのしょうゆや糖分が熱され焦げ付くことで煙が発生しやすくなります。確かに本機の場合も、プレートにはそれなりに焼き色が付いていましたが、吸煙ファンによって煙はすっきり。焼肉店のように換気扇で外に排気されるわけではないのですが、本機を使って部屋の中が煙ることはありませんでした。また、プレートは表面のコーティングによって、焦げがこびりつくこともありません。
↑ホタテやエビに関しても、焼いた煙がモクモク上がることはなく、プレート上の見通しはクリアです
↑白い本体のカラーリングとも相まって、食卓がおしゃれな雰囲気に
フラットプレートでソース焼きそばを作ってみる
次はフラットプレートで、ソース焼きそば作りにトライ。ソースもタレ同様、炒めると煙が出やすい調味料です。また、焼きそばは水を加えて蒸し焼きにする場合、蒸気が出やすい点も本機を試すにはもってこい。これらに注目しながら調理しました。
↑焼きそばを蒸し焼きにしていきます
↑水蒸気がサイドのスリットへ吸い込まれていきます
具材と麺を焼いて蒸し、ソースを入れて全体に絡める際も、煙が気になるようなことはありませんでした。焼きそばは焼肉のようにモクモクした白煙が出る料理ではありませんが、スマートに調理したい人には吸煙機能をオンにするのがオススメです。
↑完成! 最近気に入っているペースト状の紅しょうがを添えていただきます
前段で取り外して水洗いができることに触れましたが、実際に洗ってみると実に快適。プレートに取っ手が付いていて、持ち運びに便利なところも気が利いていると思いました。
↑フッ素コーティングのおかげで、ガンコな汚れがこびりつくようなことはありませんでした
本体が白いので汚れが目立ちやすくはありますが、常時清潔に使いたい人には、むしろ好都合といえるでしょう。できるだけ煙やニオイを抑えて焼肉を楽しみたいという人はもちろん、スタイリッシュなデザインを好む人にもオススメのアイテムです。
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】
↑メーカーはROOMMATE。型番を含めた商品名は「無煙グリル調理器 ゼロスモークDX RM-103TE」で、参考価格は1万2800円前後 ↑プレスリリースにあった、分かりやすい循環吸引の解説図。谷となるプレート焼き面に風を吹かせ、煙を排出します ↑変形A4サイズのGetNaviとの比較。実寸は、約(幅)495×(奥行)320×(高さ)190mm(フタ含む)です ↑バラしてみるとご覧の通り。付属品や部品は取り外せ、プレート類は中性洗剤で水洗いができます ↑穴が開いているのが、焼肉などに適したグリルプレート。フラットなほうは餃子などの蒸し料理や焼きそば、お好み焼き、ホットケーキなど幅広く使えます ↑ボタン類はシンプル設計。タイマーや、プレートがしっかり装着されていないと動作しないなど、安全にも配慮されています ↑肉はタレにじっくり浸かったジンギスカン。ホタテや海老とともに北海道BBQスタイルで焼いていきます ↑焼いてみると、確かに煙がサイドのスリットに吸い込まれていくので、上部にガンガンと立ち上る気配はありません ↑ホタテや海老に関しても、焼いた煙がモクモク上がることはなく、プレート上の景色はクリアです ↑白い本体のカラーリングとも相まって、食卓がおしゃれな雰囲気に ↑こちらも循環吸引の機能で水蒸気がサイドのスリットへ吸い込まれて行きます ↑スリットに吸い込まれる部分をクローズアップ ↑完成! ハウス食品の新商品「きざみ紅しょうが風ペースト」が最近のお気に入りで、使ってみました ↑フッ素コーティングのおかげで、ガンコな汚れがこびりつくようなことはありませんでした