ホットプレート料理のなかでも、ご馳走といえば焼肉でしょう。おうち時間が増え、自宅で楽しんだ方も少なくないはず。ただ、自宅で焼肉をすると煙が室内に充満し、ニオイがずっと残ってしまう……なんてことも。そこで今回注目したのが、ROOMMATEの新商品「無煙グリル調理器 ゼロスモークDX」です。
なんとこちらの製品、吸煙ファンで煙を循環吸引するというハイテク構造を採用しているとのこと。そこで、あえて煙が出やすい料理を作り、実力をチェックしてみました!
白いルックスとブルーのライトでおしゃれ
3~4人に対応する大きさで、2人あるいは5人ぐらいでも使えそうな絶妙なサイズ感。白いカラーリングがスタイリッシュなイメージを演出しています。
鉄板はグリルプレート、フラットプレートの2枚を料理に合わせて交換するタイプとなっていて、どちらもアルミ鋳造フッ素加工仕上げ。前者については、表面の穴から水を入れたトレイに油が落ちる構造を採用していて、余分な脂を落として焼くことができます。
温度調整は保温の80℃から高温調理の220℃まで、20℃単位で設定が可能。220℃の次は最大温度の250℃となり、ハイパワーでしっかりと焼くことができます。温度などを表記するパネルはブルーのライトを採用しているのがおしゃれです。
グリルプレートでジンギスカンを焼いてみる
ここからは実践編。まずは焼肉で吸煙ファンの循環吸引を試してみます。食材は、煙が出やすい味付きの肉や魚介などを用意しました。
焼く際には前述の「吸煙 入/切」ボタンを押すのですが、オンにするとファンが回り「フォーン」と音がします。これはなかなか近未来的な新感覚で、テンションが上がりますね。なお、ジュージューと焼いている音の方が大きいので、ファンの音はそこまで気になるレベルではありません。
味付きの肉は、タレのしょうゆや糖分が熱され焦げ付くことで煙が発生しやすくなります。確かに本機の場合も、プレートにはそれなりに焼き色が付いていましたが、吸煙ファンによって煙はすっきり。焼肉店のように換気扇で外に排気されるわけではないのですが、本機を使って部屋の中が煙ることはありませんでした。また、プレートは表面のコーティングによって、焦げがこびりつくこともありません。
フラットプレートでソース焼きそばを作ってみる
次はフラットプレートで、ソース焼きそば作りにトライ。ソースもタレ同様、炒めると煙が出やすい調味料です。また、焼きそばは水を加えて蒸し焼きにする場合、蒸気が出やすい点も本機を試すにはもってこい。これらに注目しながら調理しました。
具材と麺を焼いて蒸し、ソースを入れて全体に絡める際も、煙が気になるようなことはありませんでした。焼きそばは焼肉のようにモクモクした白煙が出る料理ではありませんが、スマートに調理したい人には吸煙機能をオンにするのがオススメです。
前段で取り外して水洗いができることに触れましたが、実際に洗ってみると実に快適。プレートに取っ手が付いていて、持ち運びに便利なところも気が利いていると思いました。
本体が白いので汚れが目立ちやすくはありますが、常時清潔に使いたい人には、むしろ好都合といえるでしょう。できるだけ煙やニオイを抑えて焼肉を楽しみたいという人はもちろん、スタイリッシュなデザインを好む人にもオススメのアイテムです。
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