いよいよ新年度。このタイミングで心機一転、生活を見直そうと考えている人も多いのではないでしょうか。例えばコロナ禍で少し乱れたライフサイクルを整えようと早寝早起きしてみたり、健康を意識して運動を始めてみたり。口の中の清潔を保ち、健康を維持するために歯磨き習慣を見直してみるのもいいかもしれません。
そんな新生活の歯磨き習慣として採り入れてほしいのが、パナソニックの音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ)「ドルツ」EW-DT51(実売価格3万2790円)。多くの歯科医師が推奨する磨き方が手軽にできるだけでなく、自分の歯磨きの様子もチェックでき、正しい磨き方をマスターできるとのこと。実際に使ってみるとどうなのか、「電動歯ブラシはほとんど使ったことがない」という20代のGetNavi新人スタッフと、家電のプロが体感し、その使用感をレポートしていきます。
ドルツの第一印象は「カッコいい!」
まずドルツを使ってみたのは、YouTuberとして活躍中で、この春からGetNavi webのスタッフとして勤務を始める小山雅斗くん。爽やかな雰囲気からもわかるように、ふだんから身の周りのことには気を遣っている様子。ファッションはもちろん、定期的に歯科クリニックに通って歯石を取ってもらうなど、歯のメンテナンスは欠かさないといいます。
そんな小山くんですが、歯磨きは今のところ手磨き派。「電動歯ブラシは以前に使ったことがあるんですが、ちょっと違和感があって、すぐに使わなくなってしまいましたね」とのこと。果たしてドルツにはどんな反応を示すのでしょうか?
ドルツを手にした小山くん、第一声は「カッコいいっすね!」とひとこと。ガジェットにも興味があるだけに、ハンドルについたBluetoothマークを目ざとく見つけ、「Bluetoothと繋がって何ができるんですか? 何ができるのか、想像もつかないです!」と興味津々の様子です。
さらに小山くんの興味を引いたのが、スタイリッシュな充電スタンド。本体を浮かせた状態で充電できるフロート形状のため、下に汚れが溜まりにくく、サッとお手入れできる仕様になっているのです。「充電中のスタイルもカッコいいし、これは洗面台に置いておいても絵になりそうですね」と小山くん。
予想以上に歯の汚れが落ちたのを実感
小山くんにはドルツを自宅に持ち帰ってもらい、実際に2週間使ってもらったうえで感想を聞いてみました。やはり、磨いたあとの仕上がりの良さに衝撃を受けた模様です。
「ただ歯に当てていただけなのに、”あ、今日もツルツルになってる!”と、予想以上に歯の汚れが落ちたのを実感できました。歯磨き後に歯の表面を舌で触るのが楽しみになりましたね。僕は歯の裏に歯石が溜まりやすいんですが、ドルツは歯の裏や奥歯にもきっちり届くので、これなら歯石も溜まりにくいだろうな、と思っています。歯ぐきの際(きわ)にもしっかり届いて、歯ぐきがマッサージされているようで気持ちいい! もはや歯磨きを楽しんでいる感じでした」(小山)
ちなみに、「ドルツ」EW-DT51には、ブラシの毛先が約0.02mmで歯周ポケットと歯間の汚れをかき出す「極細毛ブラシ(コンパクト)」と「極細毛ブラシ(ラージ)」、歯垢やステインをケアする「クリーン&ホワイトブラシ」、歯間をケアする「ポイント磨きブラシ」の4本が付属しています。意外にも、小山くんは「ポイント磨きブラシ」がとにかく気に入ったそう。
「以前から歯間ブラシはよく使っていたのですが、ポイント磨きブラシを使うと歯の間がスッキリした感じがして、すごく気持ちいいんですよ。口の中が隅から隅までキレイになったような爽快感がありますね。なんでいままでこれを知らなかったんだ! っていうくらいです」(小山)
ドルツを使って歯磨きに対する意識が変わった
第一印象で触れていた充電スタンドも、洗面台に置いてみて改めてそのデザインの良さが気に入ったとのこと。
「充電スタンドがコンパクトでやっぱりおしゃれでした。自宅の洗面台に置くとオブジェみたいで本当にカッコ良くて。友達が部屋に遊びに来たとき、こんなおしゃれなものが置いてあったらなんだか意識高い人に見えそうですよね(笑)」(小山)
最後に小山くんは、ドルツを使い始めてから、「歯磨きに対する意識が変わった」と語ってくれました。
「今まで、虫歯や歯周病になるから仕方ない……と、ネガティブな気持ちで歯を磨いていましたが、ドルツを使い始めてからは、歯磨きがポジティブなものに変わりました。”スッキリ爽快な気持ちになれるから磨きたい”と思うようになったんです。あとは、短時間で磨けるぶん、余った時間で歯のケアを丁寧にやろうと思えるようになりましたね。一度この爽快感や満足感を経験してしまったら、もう手磨きには戻れないです!」(小山)
歯科医の多くが推奨する磨き方を実現
小山くんがすっかり気に入ったドルツ。ここからは、家電ライターである筆者がレビューしていきましょう。本製品の最大の特徴は、歯科医の多くが推奨しているという磨き方(※)ができる点です。みなさんの中にも歯医者さんから正しい歯の磨き方として、歯ブラシを細かく横に動かすよう指導を受けた人も多いと思います。ドルツはヨコ方向への細かなリニア音波振動により、歯ブラシを歯に当てるだけであのヨコ磨きを実現。しかも、その速さは約3万1000ストローク/分と超高速! 先端が0.02mmの付属の極細毛ブラシを使えば、歯の表面の汚れはもちろん、歯と歯ぐきのすき間の汚れもしっかりとかき出してくれるのです。
※ バス法、スクラビング法。歯科医師431名の87%が推奨。2018年3月調査実施(パナソニック調べ)
アプリ連携で正しい磨き方が学べる
これだけのスペックがあれば、手で磨くより断然キレイに磨けることは想像に難くないのですが、実際に使っていると、モヤモヤすることもありました。筆者が従来モデルを使いながら感じていたのは、「歯ブラシの当て方や移動する速さはこれでいいのかな?」「歯に当てる強さはこれくらいでいいのかな……?」という迷い。いくら”当てるだけでいい”といわれても、サッと流れるように磨いては効果も半減しそうだし、かといってあまり時間もかけたくない。それに、強く当てると歯ぐきを傷めたり、歯の表面を傷つけてしまいそうで、力加減も難しい……。
そんなモヤモヤを解決してくれたのが、小山くんも気になっていたBluetoothによるアプリとの連携機能。本体をスマートフォンのドルツアプリと連携することで、専門家が監修した歯磨きレッスン動画を見ながら一緒に歯磨きができるのです。動画では、歯ブラシの適切な当て方や動かすタイミングがわかるほか、歯ブラシを当てる角度を「約45°」と表示し、歯の一本一本が磨ける歯ブラシの動かし方のコツもアドバイス。強く当てすぎたときには、「押しつけすぎです」とお知らせが出るので、自然と正しい磨き方を身につけることができます。
ドルツ単独でももちろん使えますが、アプリと連携し、動画にあわせて歯の前側、裏側、上下……と磨いていると2分間であっという間に歯磨きが完了し、自動でストップします。磨き終わった歯の表面はツルツルで、ざらつきは一切なし! 奥歯や裏側にもしっかりブラシが届いた実感があり、歯ぐきが心地よく刺激された実感もありました。
さらにオリジナルのコースが設定できるのも、アプリ連携モデルならではの魅力。アプリ上で、歯ブラシの強さや時間、歯ぐきの状態や歯並びの特徴を設定すれば、自分専用のコースが作れるのです。このほか、歯磨きの基本が学べる動画も見られるので、たまに見直してみると、より上手な磨き方がマスターできるでしょう。
新生活を機に、ドルツで清潔な歯を目指してみては?
20代の小山くんによると、最近の若者の間には「歯がキレイだと清潔感があり、好印象を与えられる」として、歯のケアを身だしなみのひとつとしてとらえている人も多いそう。若者のみならず、歯の清潔感が人の印象を左右するのは当然のことで、ビジネスやプレイべートにも影響を与えるのは間違いありません。
その点、ドルツを使えば約3万1000ブラシストローク/分による理想的なヨコ磨きが実現可能。アプリ連携で正しいブラッシングも学べるとあって、ユーザーの歯の健康に大きく貢献できるはず。これだけ手軽なら、歯磨きが面倒でサボりがちな人でも毎日続けられそうですね。新生活が始まるこの時期に、ドルツで正しい歯磨き習慣を採り入れつつ、清潔な歯を手に入れてみてはいかがでしょうか。
監修/歯学博士:照山裕子 撮影/我妻慶一